【開運】12月の旬食材
「旬(しゅん)」とは
四季がはっきりと分かれている日本には、食べ物に「旬(しゅん)」があります。旬はその食材によって異なりますが、自然の中で野菜や果物などの作物を収穫したり、魚がたくさんとれたりする時期です。収穫量が多いので通常と比べて安価になりますし、栄養価の高い美味しいものが手に入りやすくなります。
旬の食材にはその季節に身体が必要とする成分を満たしているものが多く、食べることで健康の維持にも役立ちます。日本人が昔から旬のものを食べる習慣を大事にしてきたのは「安い、美味しい、健康にいい」ということが大きいでしょう。
なぜ「旬」のものを食べると開運できるの?
風水では、運は「変化により生まれるもの」とされます。同じように、毎日の食事に旬を取り入れて変化を与えることで、豊かさや楽しみという「ゆとり」が生じ、運気が上がっていくのです。そのため、毎日同じものばかり食べるのは風水的にはNGとなります。
また、旬の時期は食材がいちばんいい状態で収穫されるので、栄養価とともに食材のエネルギーも最高になっています。その食材の栄養と運気の両方を、ほぼマックスの状態で取り入れることができるのです。
12月に食べたい! オススメ旬食材は「ほうれん草」
ほうれん草ってどんな食材?
ほうれん草は、元々ペルシア(現イラン)が起源とされています。中国の唐代、「頗稜(ほりん)国」(現ネパール)から伝来され、「菠薐(ほりん)」と呼ばれるようになりました。その後、日本へ伝わる過程で「ほうれん」という名前になったとされています。
ほうれん草には、ビタミン・カロテン・ミネラルが豊富に含まれています。野菜の中では鉄分が一番多く、鉄分の吸収を助けるビタミンCも多く含まれています。風邪の予防に最適です。
根の赤い部分に含まれるつマンガンは、カルシウムやマグネシウムと共に、骨の形成や健康維持に役立ちます。女性にオススメの栄養成分である、「造血のビタミン」ともいわれる葉酸も豊富です。
ほうれん草で開運1.「ん」のつく野菜は開運野菜
ほうれん草に限りませんが、「ん」のつく野菜を食べると、「運」つくとして開運につながるとされています。「れんこん」「だいこん」「にんじん」なども開運野菜です。
ほうれん草で開運2.「長年菜」としていただく
台湾では、お正月に福をもたらし長寿のご利益があるとして「長年菜」を食べます。
台湾北部では「長年菜」はからし菜が主ですが、台湾南部では、ほうれん草が食べられることが多いのです。
長寿のご利益をいただくには、茹でたほうれん草を切らないこと。長いままのほうれん草をスパゲッティのように丸めて、一度に口の中に入れて食べましょう。
ほうれん草で開運3.青寄せで「翡翠」のご利益をいただく
ほうれん草の緑色の色素を取り出して、それで他の食材に緑色を付けることを「青寄せ」といいます。麺に混ぜ込めば、キレイな緑色……翡翠麺に変身!
翡翠は、いわずと知れた開運のパワーストーンです。特に金運に効くといわれています。ほかにも、翡翠チャーハン、翡翠粥、翡翠ソースなど、翡翠のご利益をいただける料理があります。