【開運】6月の旬食材
「旬(しゅん)」とは
四季がはっきりと分かれている日本には、食べ物に「旬(しゅん)」があります。旬はその食材によって異なりますが、自然の中で野菜や果物などの作物を収穫したり、魚がたくさんとれたりする時期です。収穫量が多いので通常と比べて安価になりますし、栄養価の高い美味しいものが手に入りやすくなります。
旬の食材にはその季節に身体が必要とする成分を満たしているものが多く、食べることで健康の維持にも役立ちます。日本人が昔から旬のものを食べる習慣を大事にしてきたのは「安い、美味しい、健康にいい」ということが大きいでしょう。
なぜ「旬」のものを食べると開運できるの?
風水では、運は「変化により生まれるもの」とされます。同じように、毎日の食事に旬を取り入れて変化を与えることで、豊かさや楽しみという「ゆとり」が生じ、運気が上がっていくのです。そのため、毎日同じものばかり食べるのは風水的にはNGとなります。
また、旬の時期は食材がいちばんいい状態で収穫されるので、栄養価とともに食材のエネルギーも最高になっています。その食材の栄養と運気の両方を、ほぼマックスの状態で取り入れることができるのです。
6月に食べたい! オススメ旬食材は「キュウリ」
キュウリってどんな食材?
キュウリの原産は、ヒマラヤ。3000年以上前から栽培の歴史があるとされています。日本に伝わったのは、中国経由で6世紀後半。江戸時代から本格的な栽培が始まりました。
露地ものは6、7月が旬で、ハウスものは1年中、手に入れることができます。
キュウリは成分の95%以上が、水分で、ビタミンCやカリウムも豊富に含まれています。キュウリをすりおろしたり、輪切りにして、美顔パックに使うのは、肌の火照りをしずめて水分を補ってくれるからです。
キュウリで開運1.ダイエット・美肌効果&健康運アップ
キュウリは世界一の「Least calorific fruit」として、ギネスブックに載っています。直訳すると「もっともローカロリーな果実」。なんといっても95%が水分で、ダイエットに美肌にも効いて、健康運をアップしてくれるのです。世界一の称号をいただくことも、開運につながります!
ちなみに、果実(果菜)の中で一番ローカロリーであって、野菜の中で一番、ではありませんので、ご注意を。
キュウリで開運2.「九利を得る」縁起のいい食材
キュウリは、「九利(きゅうり)を得る」として、お正月のおせち料理にも登場する縁起の良い野菜です。
さまざまなキュウリの飾り切りがありますが、中でも門松の飾り切りは、有名で簡単です。
キュウリで開運3.厄除けの秘法「キュウリ封じ」
キュウリに厄災や邪気をキュウリに封じ込めて土に埋める、「キュウリ封じ」という厄除けの秘法があります。空海が中国から持ち帰ったといわれており、夏土用の頃、キュウリ封じの行事を行っている寺で、これをお願いすることができます。
まず、キュウリと、名前と祓ってほしい厄災等を書いた紙を祈祷してもらいます。帰宅したら、厄災に関連する身体の部分等をなでてキュウリに移し、土に埋めて無病息災を祈ります。
夏土用の寺行事の時以外でも、自分でキュウリをお寺に持っていき、お参りをしてからキュウリ封じをしてみてもいいでしょう。