――地球のエネルギーを宿したパワーストーン。古代より不思議な力があるとされ、医療用具や護符として使用されてきました。
この連載では、実に多くの種類があるパワーストーンの中から代表的なものを紹介していきます。それぞれの石が持つ由来やパワーを知って、お気に入りを探してくださいね。
カルセドニー(Chalcedony)
カルセドニーってどんな石?
アゲート(瑪瑙)の中で透明感があり、単色・模様が少なめのものをカルセドニー(玉髄)と呼びます。
カルセドニーは半透明なのが特徴です。白~黄~ピンク~緑~青~黒まで、さまざまあります。
縞がはっきりしているものがアゲート、透けないものが「ジャスパー」です。
色によって、特別に名前が付けられます。
有名なものは、「シーブルーカルセドニー」「ブルーカルセドニー」。赤いものは「カーネリアン」、オレンジに近いものは「サード」、緑色は「クリソプレーズ」となります。
形も特徴的なものがあります。ブドウ状の「グレープカルセドニー」、外見は普通の石ですが、割ってみると美しい「サンダーエッグ」などがあります。
カルセドニーのパワー
緊張を解きほぐすパワーがあります。身に着けることで優しい気持ちになるでしょう。
色によって、違った効果がプラスされます。
白は、穏やかさと新しいことへのモチベーション。
黄色は、自信と人脈。
赤は、情熱とやる気。
ピンクは恋愛運。
紫は安定。
青は、聡明さと浄化。
緑は、心の奥底への癒し。
グレー~黒は、強さと邪気除け。
などとなっています。
そんなカルセドニーの中でも、シーブルー/ブルーは、持つ人の罪悪感をもほどいてくれるといいます。
嫉妬などの邪念が消え去り、愛情を育むパワーを与えられるのです。
カルセドニーのおまじない ~復縁成就
満月に向かう期間、または満月の夜に行います。
白い紙に、青いペンで相手のフルネームを入れた、以下のような一文を書きます。
「『相手のフルネーム』ともう一度、やさしい関係に戻れますように」
「支配」や「取り戻す」といった強い言葉は避け、感謝や調和の言葉を選びましょう。
ガラスのコップに水を注ぎ、カルセドニーをそっと入れます。
書いた紙をコップの下に敷き、窓辺などに置いて、満月の光に一晩あてます。
月の力を借りて、石に「復縁の願い」を転写します。
翌朝、カルセドニーはきれいに拭いて、肌身離さず持ち歩きましょう(持ち歩くほどにお守り化します)。
紙は感謝をこめて、破って捨てます。
水は植物にあげるか、流しに流します。