――仕事を成功させるにも、家族を円満に保つにも、まずは健康であることが不可欠です。とはいえ、いくら気をつけていても「今日はちょっと調子が悪いな」という日もありますよね。
そんな気になる症状を短時間で改善させる「開運ツボ押し&ストレッチ」を、ReCORE(リコア)鍼灸接骨院・コレド室町テラスの山下院長に教えていただきました。自分で簡単にできますから、忙しい方にもオススメ!
日本橋のスペシャリストが教える、ツボ押し&ストレッチ
こんにちは。ReCORE(リコア)鍼灸接骨院・コレド室町テラスの山下です。
今回のテーマは「脚やせ」です。薄着になる夏は、人前で脚を出すことが多くなる季節。暑さに負けてパンツやロングスカートでなくショートパンツをはきたくなったり、海やプールで水着になる機会があったりする中、「もうちょっと脚が細かったらな……」とため息をつく人も少なくないはず。
ただ単にダイエットをしても、なかなか脚は細くなりません。筋肉のつきやすい前ももやふくらはぎであれば、なおさらです。
この記事では、そんな気になる脚がみるみる細くなる、ご自分でできるツボ押しと簡単なストレッチをお伝えします。スッキリした脚を手に入れて夏を楽しむためにも、ぜひ試してみてください。
「脚が太くなる」ってどういう状態?
立ったり座ったり歩いたりと、脚は日常の動作をする上でとても重要なパーツ。特に前ももとふくらはぎは動く時に必ず使うため、筋肉がつきやすく脂肪はつきにくいと言えます。
でもだからこそ、筋肉に力が入ったまま固くなると前ももやふくらはぎがパンパンに張ってしまい、その状態が固定されて太くなってしまうのです。
たとえば、ボディビルダーの人が二の腕に力を入れると筋肉が張って固くなり、腕回りのサイズがアップしますよね。その状態でももやふくらはぎが固定されてしまうと考えると、わかりやすいでしょう。
なぜ脚が太くなるの?
女性で多い原因は、パンプスなどヒールのある靴のはきすぎです。ヒールをはくと重心が前にいき、つま先立ちをしているような状態で歩くことになります。そうして毎日のように脚に力が入った状態が積み重なると、筋肉が凝り固まって太いままになってしまうのです。
特に、夏の時期はエアコンなどで足が冷えるとさらに疲れもとりづらく、固くなりやすくなります。
また、筋トレのしすぎも脚が太くなる原因のひとつ。筋肉を刺激しすぎてパンパンに張ってしまった状態が、見た目に出てしまうのです。
そのほかの原因としては、姿勢の悪さからくる身体のゆがみ、長時間の同じ姿勢、腰痛、食べすぎで脂肪がつくなどが考えられるでしょう。
脚が太くなるのを予防&改善するには
筋肉が大きくなって固まってしまっているので、まずはその部分をほぐして柔らかくしていくことが重要になります。そのためにも、ヒールをはいた後は必ず脚を休ませ、時間のある時にマッサージやストレッチをするのがオススメです。
お風呂に入った後に行うのもいいですが、脚を冷やさないように注意してください。筋肉は、冷えると力が入ってしまいます。特に夏は脚だけ冷えることも多いので、お風呂上がりは靴下やレッグウォーマーなどを使用して保温を意識しましょう。
また、むくみを防ぐために脚を上げて寝るのは、寝返りしづらかったり動きにくかったりするため控えた方がいいでしょう。立ち仕事などで相当むくんだ時、短期的に脚を上げて寝るのはいいですが、上げたまま毎日寝るのは全身に影響が出てしまうので、オススメできません。
基本的に、脚だけやせるという「部分やせ」はできないと考えてください。ダイエットしている人でも脚はなかなか細くならず、結果的に下半身の太さが残ってしまうことが多いのです。体重はあまり変わらなくても、足の筋肉をほぐして柔らかくする方が細く見えます。
そこで今回は、脚の筋肉のほぐすために効果的なツボ、そして前ももとふくらはぎの張りをほぐすストレッチをお知らせします。定期的に行うことで筋肉が柔らかくなり、スッキリとした見た目になっていくでしょう。
まずはいちばん簡単な「ツボ押し」から
前ももの張りなどの改善に効くツボは「伏兎(ふくと)」です。伏兎は左右の膝の上、お皿の上部分から脚の付け根(股関節)までの長さの、膝側から3分の1くらいにあります。
この箇所を両指でしっかりグーっと押すのを1回3秒×5セット、左右で行ってください。
やり方:左右の「伏兎」の箇所をグーっと押すのを、1回3秒×5セット行う
また、同じく膝の上にある「血海(けっかい)」を押しても効果が期待できます。膝のお皿の上端内側から、親指2本上にあるツボです。こちらも左右、両指でしっかりグーっと押すのを1回3秒×3セット行ってください。
やり方:左右の「血海」の箇所をグーっと押すのを、1回3秒×3セット行う
ただ、どちらのツボも自分で強く押すことが難しければ、市販のお灸(シートでもOK)を使用するのもいいでしょう。
前ももの筋肉をほぐす「腸腰筋ストレッチ」にトライ!
前ももをほぐすには、腸腰筋のストレッチが効果的。腸腰筋とは、歩く時や足を上げる時になど使う、腰から股関節にかけて位置する筋肉です。ここを伸ばすことで前ももの筋肉が柔らかくなり、脚が細く見えるようになります。
①両方の手と膝を床につける(四つんばいの姿勢)
②手と手の間に片脚で踏み込む
➂上半身を起こす
※この時、かかとの上に膝がくるようにしてください。
④骨盤を下に下げていき、前ももを伸ばす
※付け根が伸びたらOK
④大きく深呼吸をしながら①~④を左右、10セットずつ行う
また、ふくらはぎの固さを改善するには、以前こむら返りの記事でお伝えしたタオルを使ったストレッチがオススメ。腸腰筋ストレッチと一緒に行うと、さらに効果が期待できるでしょう。
それでも改善しなければ来院を
パンプスなどヒールの高い靴をはくと、足が長くなってスタイルが良く見えますが、普段使いはオススメしません。日頃はかかとの低い歩きやすいものをはき、何かイベントなどがある際にだけパンプスをはくのが、ここぞという時にいちばん足がキレイに見えるでしょう。
お客様の中にも多いのですが、腰痛や反り腰などを治すと結果的に足が細くなる可能性があります。また、脚やせのためだけに来院する方もいらっしゃいますので、ぜひお気軽にご相談ください。
ReCORE(リコア)鍼灸接骨院では、「健康寿命(介護や支援を必要としない生存期間)を延伸して自立した生活ができる期間を延ばす」というビジョンを掲げています。
未来を元気に過ごすためにも、何か不調を感じている方はぜひ気軽に鍼灸接骨院を頼ってみてくださいね。