――仕事を成功させるにも、家族を円満に保つにも、まずは健康であることが不可欠です。とはいえ、いくら気をつけていても「今日はちょっと調子が悪いな」という日もありますよね。そんな気になる症状を短時間で改善させる「開運ツボ押し&ストレッチ」を、ReCORE(リコア)鍼灸接骨院・丸の内テラスの黒木院長に教えていただきました。自分で簡単にできますから、忙しい方にもオススメ!
丸の内の実力派整体師が教える、症状が楽になる肩甲骨まわりストレッチ
いちばんの予防&改善策は「日々の運動習慣」
こんにちは。ReCORE(リコア)鍼灸接骨院・丸の内テラスの黒木です。
今回は「肩から背中のつらさ」の後編になります。前編でお伝えした肩甲骨の硬さチェックは試されましたか? 3つのチェック方法のうち、特に背中で手を組むというのはなかなか難しいと思いますが、やりやすいポーズを1つでもいいので続けていけば、だんだんと身体の変化を感じてくるでしょう。
そう、背中や肩のつらさを予防&改善するには、ストレッチなどの運動を習慣にすることがいちばんなのです。現代人の日常生活では、ほとんどの人の筋肉が硬くなってしまいますので、意識して身体を動かすことが大切になります。
筋肉がほぐれることで、肩甲骨を動かす時に負担になっていた別の部分も自由に動くようになるため、肩こりだけでなく自律神経や睡眠の質にも良い影響が出てくるでしょう。
また、姿勢を整えて身体の歪みをなくすことも効果的。さらに、つらい部分を温めると、血行が良くなって症状が改善される場合もあります。
「肩甲骨はがし」とは?
最近よく聞くようになった「肩甲骨はがし」も、肩甲骨のまわりの筋肉をほぐすストレッチになります。少々インパクトの強い名前ですが、もちろん実際にべりっとはがすわけではありません。あくまでも肩甲骨をはがすイメージで、まわりの筋肉を緩めてあげるのです。
一般的に、施術を行う際は横向きの体勢になり、左右片方ずつ肩甲骨まわりを指圧したり、揺らしたりして筋肉の緊張を少しずつ緩めていきます。
また、腕を背中側にまわすと肩甲骨の内縁が浮かんでくるのですが、この部分に指を差し込んで動かす施術をすることがあります。これは肩甲骨を動かす役割をしている、菱形筋(りょうけいきん)と肩甲挙筋(けんこうきょきん)を刺激するやり方です。
「肩甲骨はがし」のストレッチにトライ!
いよいよ、実際に「肩甲骨はがし」のストレッチを行っていきます。
前編でお知らせした3つのチェック方法や、以前の記事でご紹介したタオルのストレッチ、前胸(大胸筋)のストレッチなど、ご自分に合ったものと一緒に続けることでより効果が上がりますので、いろいろ組み合わせを試してみるといいでしょう。
【肩甲骨はがしのストレッチ】
①姿勢を良くして座る(立つ)
②肩を張った状態で両肩に手を当て、肘で大きい円を描くように前に10回まわす
③さらに後ろに10回まわす
それでも改善しなければ来院を
肩甲骨から肩がつらくなっている場合は、大元までいけば姿勢が良くないという状態にいきつきます。正直なところ、ストレッチはその場しのぎにしかならず、根本から改善を望む場合は、姿勢のゆがみを正した上で運動習慣をつけるのがベストでしょう。
肩の筋肉が硬い人は四十肩や五十肩にもなりやすいので、肩甲骨の硬さチェックをされて当てはまる場合は、早めに治療されることをオススメします。
私たち整骨院のスタッフはみな柔道整復師や鍼灸師などの国家資格保有者であり、骨や筋肉に関するプロフェッショナルです。もし来院された際は、どうぞ安心してお任せください。
ReCORE(リコア)鍼灸接骨院では、「健康寿命(介護や支援を必要としない生存期間)を延伸して自立した生活ができる期間を延ばす」というビジョンを掲げています。
未来を元気に過ごすためにも、何か不調を感じている方はぜひ気軽に鍼灸接骨院を頼ってみてくださいね。