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【お悩みQ&A】11歳年下の彼は女性と関わることが多く心配……嫉妬せず楽しく関係を続けていくには?

考えごとをする女性 開運心のすすめ
――スピリチュアルカウンセラーとして20年以上、多くの迷える人々を鑑定してきた鈴木浩司さん。今回からは、クライアントさんからの具体的な相談に答える形で皆さんを開運へと導きます。心当たりのある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Q.11歳年下の彼。女性との関わりが多く、心配になったり自分を卑下してしまいます。

 11歳年下の彼と交際して4年です。同じ職場で出会いましたが、今は私の方が別の業界で働いています。彼が今もいる業界は華やかで人気があり、私もずっと続けたいと思っていましたが、2年前に体調を崩し退職しました。体力の問題があり復帰は断念しましたが、正直今も未練があります。

 職業柄、彼は若い女性と関わることが多く、年齢が離れていることもあり「いずれ彼女たちに彼を奪われるのでは」という心配が消えません。また「こんな病弱なおばさんのどこがいいんだろう」などと自分を卑下する気持ちも出てきてしまい、彼の話を聞くのも辛くなっている状態です。

 とはいえ、これからも交際は続けていきたいですし、彼の仕事の応援もしたいと思っています。彼や彼の周囲の人たちに嫉妬心を持たずに楽しく関係を続けていくには、どのように気持ちを保てばいいでしょうか。(39歳女性/教育関連)

A.相手を信用できない気持ちの大元は、あなた自身の内面にある不安です。

 続かなくなる男女の多くが、自分で自分の機嫌をとるスキルの弱い人たちです。相手が年上だろうが年下だろうが、常に不安はつきまといます。でもその大元は、その人の内面の中にある不安です。「相手を信用できない」「信頼することが苦手だ」という、ご自身の問題が大きいと言えます。これは、第三者にはどうやったって取り除いてあげようのないもの。あなた自身でその部分をコントロールするしかありません。

 好意のある相手が不安を抱えていれば、たいていは寄り添いたい、慰めたいなどと思うもの。でも事実として、気持ちはあっても実際に行動できることには限界があります。不安定な状態が続けば、相手はだんだん追い込まれて重荷に感じ始めるでしょう。そしてその結果、「自分のことが信用できないなら、離れるのがいちばん安心させられる」と相手に思わせてしまうことになるのです。

 そうならないためには、相手の気負いをプレッシャーにさせないこと。「私はあなたがいなくてもいくらでも楽しめるし、ちやほやしてくれる人がいるよ」という風に発信の仕方をアレンジしてみましょう。「あなたは素敵!でも、あまり放っておき過ぎると、他の人に取られてしまうかもよ!」と、精神的には自立しつつも彼の輝きはあなたの中ではぶれていない……という対応と距離感を考えてみてください。そのくらいの決意と工夫する心を持っていれば、より良い長い関係を築けるはずです。