「今日から開運!」編集部の編集M(アラフィフ)が、五十肩を発症! 毎日、夜も眠れないこの痛さをとってもらうために、ReCORE(リコア)鍼灸接骨院・蒲田の黒木院長のもとを訪れました。
「炎症期の痛み改善法 前編・後編」では、痛みをとる電気鍼施術と、五十肩を予防するストレッチをお伝えしました。そして今回は、痛みをとる施術「ハイボルト」の体験談と、五十肩真っ最中にやりたいツボ押し&ストレッチをお伝えします。
ハイボルト施術体験記
前回(この記事の1か月前)、電気鍼をして痛みは和らいだものの、やっぱり痛いし、左腕は相変わらず上がらずじまい。そこで今回は、高周波の電気を流して痛みをとるという「ハイボルト」施術を受けることにしました。
大きな効果は、脳に刻まれた五十肩の痛みをハイボルトの電気刺激に塗り替えて、痛みをなくすようにすること。そして、血流を良くして筋肉をほぐすことです。
先月、腫れて痛かったのは、左腕の肩の下やや内側。1ヶ月経って、より肩に近い部分と肘の下やや内側の2か所になぜか痛みが移っていましたので、そこを重点的に当てることになりました。
ちなみに黒木先生曰く、一番症状がひどく緊急性が高い部分を、人間は「痛い」と思うのだそうです。症状が緩和されてくると、一番痛かったところのまわりを痛いと思うようになるのだとか。つまり、治ってきている……と信じたい。
まず、脇腹に電極(?)を貼ったあと、痛みのある部分にハイボルトを当てていきます。
痛いのとは違う、すごい刺激です。皮膚の内側がキュー――ッと締めあげられる感じ。ハイボルトを当てている場所を中心に、左腕全部に締めあげ刺激が走ります。
電気は我慢できる限界の強さが良いらしく、「刺激に慣れてきた」と言ったら、「行けるとこまで強くした方が良い」と上げられ……。すごい刺激なのですが、クセになるというか、限界に挑戦。首の付け根の筋肉が固くなっているあたりから肘の下まで、5~6か所ほど当てました。
終わったころには刺激疲れで放心でしたが、すぐに黒木先生の整体施術がスタート。五十肩の原因となっている、固くなった筋肉部分をゴシゴシ伸ばしてくださいます。
そして最後に、前回も行った電気鍼で仕上げ。相変わらずピクピク筋肉が動きます。
3種類の施術を終え、左手を挙げてみると、同席していたもう一人の編集が「上がってる!!」と叫ぶ! 正直なところ、本人の実感はなかったのですが、施術前と全然動きが違ってなめらかだったようです。
そして自宅に戻り、施術後6時間くらい経って就寝時間。多少痛みはあるものの、左を下にして眠れる!! 寝付きそうになるまで左を下にできるなんて、3か月ぶりでした。
次の日、「刺激が強いので重だるくなるかも」と言われたように、重だるくなりました。でも、痛みは確かに和らいでいます。左肩を下にできるし……!
ハイボルトも鍼も、継続的にやると効果が高いそうなので、次回もまだ痛かったらお願いしたいところ。痛くなくなっていると願いたいですが。
五十肩真っ最中にやりたい、ツボ押し&ストレッチ
ある日やってくる五十肩に備えて、ツボ押し&ストレッチを黒木院長に教わりました。痛い方の肩、もしかして五十肩予備軍の肩、全然痛くない肩……すべての肩に贈ります。
1.「肩井」(けんせい)のツボ押し
「肩井」は首の中央と肩の端の、ちょうど真ん中地点にあるツボ。動かなくても痛い、五十肩の炎症期にも有効です。ツボを押しながら首を反対に傾けると、効果が高まります。
やり方:痛い方の腕の「肩井」のツボを指で押す
2.大胸筋ストレッチ
大きな筋肉である「大胸筋」は、肩と密接な関係にあります。大胸筋を伸ばすことは、姿勢の改善につながり、五十肩にも効くのです。
やり方:ドアを開いて立ち、壁に手を当てて開いたドアの空間に身体を乗り出す
手を壁の上の方に当てると大胸筋の下の方が伸び、中ほど(地面と平行くらい)なら大胸筋の真ん中あたりが、下に当てると大胸筋の上の方が伸びます。
中ほどにしておけば、だいたい全体が伸びます。
ReCORE(リコア)鍼灸接骨院では、「健康寿命(介護や支援を必要としない生存期間)を延伸して自立した生活ができる期間を延ばす」というビジョンを掲げています。
未来を元気に過ごすためにも、何か不調を感じている方はぜひ気軽に鍼灸接骨院を頼ってみてくださいね。