――「開運行動をしているのに、ぜんぜん効果がない」という人はいませんか? その原因のひとつに、良くない運気=厄をつけたまま行動してしまっている、ということがあります。運気を上げたいと思っても、その前に身体についている厄が払われていなければ、良い気を吸収できないのです。
うまくいかないと感じた時の厄落とし開運法を紹介します。厄落としを習慣にして、さらなる開運につなげましょう!
【開運】ハーブ&アロマで厄落とし
ハーブ、つまり薬草は、西洋では薬として、日本を含むアジア圏でも生薬として、そしてさまざまな儀式において欠かせない存在でした。
そんな薬草たちは、今ではハーブ、アロマと呼ばれ親しまれています。アロマには気持ちを癒したり高揚させたりするものもありますが、強い浄化作用や、その場の空気を変える働きを持っているものもあるのです。
厄を落とし、祓い、浄化作用のあるハーブ・アロマは、以下になります。
セージ
セージは食用ハーブとして知られ、抗酸化作用があり、豚肉や青魚とよく合います。セージの中でもホワイトセージは浄化用として有名で、アメリカ・インディアンたちが儀式に使ってきました。
現在はもっと身近になり、スピリチュアルな空間を作るために使用します。厄落としや浄化のための使い方は、セージに直接火をつけて燻す(スマッジング)のが一般的です。
サンダルウッド
白檀(びゃくだん)とも呼ばれ、エキゾチックで深みのある香りを放ちます。仏像や仏具、日本では仏壇にも使われます。深いリラックス作用をもたらし、場を清める効果もあることから、儀式や瞑想のときに使用されてきました。悪縁や厄を断ち切ってくれます。
シダーウッド
ヒノキに近いウッディーな、クセのない香りです。深いリラックス効果があるため、瞑想時に使われます。サンダルウッドの代わりに使用されることもあります。
フランキンセンス
乳香とも呼ばれ、ウッディーで深遠な香りを放ちます。イエスキリスト誕生の際に捧げられたことや、宗教的儀式に用いられることでも有名です。心を落ち着かせ、悲しみや不安から解放させてくれる効果があります。
ミルラ
没薬(もつやく)とも呼ばれる、スモーキーな香りのアロマ。防腐効果や浄化効果に優れ、ミイラを作るときにも使われました。口内清浄にも効果があります。
ベンゾイン
安息香とも呼ばれ、バニラに似た甘い香り。悪霊祓いに使われた歴史があります。緊張、ストレス、悲しみを緩和、心と体の疲労によく効きます。
セント・ジョーンズ・ワート
霊的なものから身を守る、魔除けのハーブ。西洋弟切草。抗うつ作用があり、気持ちを明るくしてくれます。
ユーカリ
コアラの大好物、ユーカリは、クリアで鋭く、さっぱりとした香り。邪悪な気配を一掃し、頭をすっきりさせ、集中力を高めてくれるでしょう。
ハーブやアロマの使い方
厄除けに効くハーブやアロマは、ドライハーブや樹脂状のものならモジョバック(小さいお守り袋。巾着型が多い)に入れて持ち歩いたり、お風呂に入れたり、ポプリのように部屋に置いたりして使用します。燃やして焚くのもたいへん効果的ですが、火の始末にはご注意を。
その他、オイルやインセンス、キャンドルなどに、それぞれのアロマが入れ込まれたものがあります。
※妊娠している方や投薬をされている方は、使用するハーブはアロマによって、注意が必要な場合があります