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【針供養で開運】2月8日は「針供養」の日! こんにゃくや豆腐で針をいたわって仕事運アップ

針山とまち針 季節の行事

 まだまだ寒い毎日ですが、二十四節気では2月4日が「立春」で、2月半ば過ぎには「雨水」を迎えます。2月は冬が終わりを告げ、春へと一歩を踏み出す月です。
 特に「立春」は、風水や四柱推命といった占いや旧暦で、この日から一年が始まるとされる節目のときとなります。
 8日は事始の日であり、針供養の日。お正月気分は完全に抜け、本格的に1年が始まります。

針供養とは

 この日に一年間使った針を、淡島神社に奉納する行事が「針供養」です。
 針供養の起源は、和歌山県の淡島神社(粟島神社)が起源と言われており、2月8日と12月8日が針供養の日で、地域により異なります。

 硬い布地に刺し続けて折れたり痛んだりした針を、豆腐やこんにゃくのような柔らかいものに刺し、これまでの苦労をねぎらい、奉納します。そしてお供え物をして針に感謝し、裁縫の上達を祈願しました。

 また、8日は事始めの日でもあります。事八日(ことようか)とも呼ばれます。
 かつての女性の仕事といえば、針仕事が代表的なものであり、仕事始めとは針仕事始めだったのでしょう。その仕事で使う針を供養し、一年の仕事の上達を祈った日なのです。

 事始めとは、仕事始め。1月中はなんとなくお正月気分でも、事始めの日からは、気持ちを新たに仕事に向き合いたいものです。

【開運】針供養の日にするといいこと3つ

針供養で開運!その1.針をいたわる

 ちょっとしたほつれを直したり、取れてしまったボタンを付けたりするために、簡易的なソーイングセットを持っていませんか? 1年に何回かしか使わなくても、針と糸は大事な道具です。針供養の日には、自宅にある針をいたわりましょう。

 針をよく洗い、豆腐かこんにゃくに刺してあげると、仕事運がアップします! 

針供養で開運!その2.針神社の供養に参加or参拝する

 日本で唯一、針を祀る神社が京都にあります。その名も「針神社」。
 岩倉の幡枝八幡宮の末社で、金属技工や刀剣、針の守護を司る神社です。こちらの神社の針供養は12月8日で、神事の後、こんにゃくに針を指して供養が行われます。

 針供養に参加できなくても、京都に行くときにはぜひお詣りをして、仕事運アップを祈願しましょう。

 針神社
 京都府京都市左京区岩倉幡枝町1118

針供養(事始め)で開運!その3.お事汁を食べる

 2月8日の事始めの日に、無病息災と開運を祈って食べるお味噌汁を「お事汁(おことじる)」といいます。
 「六質汁(むしつじる)」とも呼ばれ、里芋、大根、人参、牛蒡、小豆、蒟蒻6種類の具を入れます。栄養価も高く、寒いこの季節にピッタリ。健康運も上がる逸品お味噌汁です。