毎年6月の第3日曜日は「父の日」。2024年は6月16日です。お母さんに感謝を伝える「母の日」にならい、アメリカで制定されたといわれています。
風水的に言えば、「父」は五行でいう六白金星、「金」の気を持っています。この金の気は位が高く威厳のあるさまを表し、主人を象徴するものです。お父さんと良好な関係になることで自身の社会的な地位が保たれるとともに、金運や仕事運など経済的な運気も上がっていくでしょう。
今回は父の日の由来、そしてお父さんと自分自身の運気を上げるためにするといいことを紹介します。
父の日とは
母の日が提唱された翌年の1909年、アメリカのワシントンに住むソノラ・スマート・ドットという女性が「母の日はあるのに、父の日がないのはおかしい。父親を感謝する日もつくってほしい」と牧師教会に嘆願しました。その思いを汲み、1910年6月19日(6月はソノラの父親の誕生月)に初めて父の日の式典が催されたとのこと。
とはいえ、父の日が世の中に広く知られたのは、1916年に第29代アメリカ大統領のウッドロー・ウィルソンが式典で演説を行ったのがきっかけだそう。それまで、実に6年の年月がかかったと言われています。
その後、父の日はさらに一般へと浸透していき、1966年に第36代大統領のリンドン・ジョンソンが6月の第3日曜日を「父の日」と定めました。そして1972年、晴れて国の記念日に制定されたのです。
母の日にはカーネーションを贈る風習がありますが、父の日に贈るのはバラ。アメリカでは赤や白のバラが一般的ですが、日本では日本ファーザーズ・デイ委員会の「父の日黄色いリボンキャンペーン」の影響により、イメージカラーである黄色のバラを贈るのが定着したようです。
【開運】父の日にしてあげるといいこと3つ
開運行動その1. 普段より少し高級なものを贈る
「父」を表す六白金星には「高級」「一流」という象意があります。また、父の日がやってくる6月は、日本では梅雨の季節。雨が多く「水」の気が増えるこの時期に少し贅沢をすることで金の気が増幅し、金運が上がりやすくなるのです。
ネクタイ等のファッション小物やお酒を飲むグラスなど、プレゼントを贈る際はお父さんが普段使っているよりも少しグレードの高いものを贈るといいでしょう。
開運行動その2.いつもより贅沢な食事をする
プレゼントと同じく、食事もいつもより少し贅沢にするといいでしょう。懐石料理やお寿司、焼き肉など、高級食材を使ったものが吉。フルーツ好きのお父さんなら、高級フルーツの盛り合わせなども開運につながります。
また「辛いもの」にも縁があるので、高価なスパイスをふんだんに使用したカレーを振る舞ったり、一緒に料理したりするのもオススメです。
開運行動その3.一緒にお酒(発砲飲料)を飲む
父の日の贈り物として人気の高いお酒ですが、成人で飲酒することに問題がないのであれば、お酒をプレセントした上で一緒に飲むといいでしょう。
オススメなのは、ビールやシャンパン、スパークリングワインなどの発砲飲料。「陽」の気が強いため、気分が上がるとともに親子関係を円滑にしてくれる効果があります。
未成年だったり体質的にお酒が飲めない場合は、炭酸系のジュースやノンアルコールビールでもOKです。