――月の満ち欠けは、昔から人間の心身に少なからず影響を与えるとされてきました。月と太陽が重なる「新月」は、月が太陽に隠れて視えなくなりますが、満月に向かって姿を現すことから、物事をスタートさせる好機と言われています。
ただし、新月のパワーが最も高い状態で働くのは最初の8時間と言われていますので、新月に入ってから8時間以内、遅くても48時間以内に開運行動をするのがオススメです。
1月29日・新月の開運行動
1月29日は水瓶座の新月
2025年最初の新月は1月29日21時37分頃、水瓶座で起こります。
今回の新月の位置は4ハウス。このハウスは「基盤のハウス」と呼ばれています。「家族」や「家庭」を示すハウスなのです。
サビアンシンボルは「一時的だと証明される人気」
水瓶座9度で起こる新月ですが、1度繰り上げた10度のシンボルは「一時的だと証明される人気」です。
「一時的な人気」と聞くと、いわゆる「一発屋」という言葉が思い浮かびそうですね。爆発的に曲がヒットしたけれどその後はパッとしないとか、漫才コンビが使っていたフレーズが流行語大賞を取ったけれど、早々にその漫才コンビをテレビなどで見かけなくなった、といったことはよくあるものです。
でも、それが悪いわけではありません。一時的だと証明された(認識した)なら、そこからどこに向かうのかを考えていけばいいだけだからです。
実際、一発屋だと囁かれたアーティストが海外で大活躍していたり、ライブを中心に活動していてTVなどには出ていないだけということも。漫才コンビを解消して実業家に転身し、大成功しているという場合もありますね。
「一時的な人気だったと証明された」としても、「だからどうした」と言えるほどの強い気持ちを持つことは必要でしょう。なぜなら、どんなことも永続的に続くわけではなく、必ず浮き沈みがあるものだからです。
基盤のハウスは家庭や家族、つまり自分自身の居場所、生まれた時から過ごしてきた場所などを示しています。その場が確実に安定していればいいのですが、なかなか思い通りにならないもの。家を建て替えることもあれば、引っ越しがあったり。やがては自分も独立し、親兄弟も年齢を重ねて老いていくでしょう。
時の流れの中で変化していくことを嘆くよりも、先を見据えてどうするのかを考えることは、いつでも求められるのです。
1月29日の新月にするといい、オススメの開運行動
今回のサビアンシンボルとハウスの意味を踏まえると、開運行動は
・冷静に判断することを意識する。
・理想や夢を叶えるためにどうするのかを考えてみる。
・将来を見据えた準備を始める。
・ラッキーに頼らない。
・実力を身につけための努力を怠らない。
となります。
新月から48時間以内のラッキーアイテム
新月から48時間以内に身につけたいパワーストーンはパール、ムーンストーン、マザーオブパール。
オススメのラッキーカラーはオフホワイト、ナチュラルホワイトです。
ファッションアイテムはルームウェア、モヘアのセーター、エコバッグ。
食べ物はキャベツ、ブロッコリー、菜の花、甲殻類がいいでしょう。