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【反り腰対策】胸を張り背筋を伸ばすのは逆効果!? 猫背にも効く、自分でできる反り腰改善ストレッチ

姿勢の悪い女性 健康
――仕事を成功させるにも、家族を円満に保つにも、まずは健康であることが不可欠です。とはいえ、いくら気をつけていても「今日はちょっと調子が悪いな」という日もありますよね。
 そんな気になる症状を短時間で改善させる「開運ツボ押し&ストレッチ」を、ReCORE(リコア)鍼灸接骨院・丸の内テラス院の黒木院長に教えていただきました。自分で簡単にできますから、忙しい方にもオススメ!

丸の内の実力派整体師が教える、症状が楽になる反り腰改善ストレッチ

 こんにちは。ReCORE(リコア)鍼灸接骨院・丸の内テラスの黒木です。

 今回は「反り腰」がテーマとなります。鏡で自分の全身を見て、何となく「腰が反っているなぁ」と感じる方は多いのではないでしょうか。
 反り腰は、放っておくと慢性的な腰の痛みや肩こり、むくみ、疲れといった症状が出てしまう姿勢不良のひとつ。見た感じは気にならなくても、太っていないのに下っ腹がぽっこり出ている方は注意が必要です。また、座っている時は猫背で、立つと反り腰になる方もいらっしゃいます。

 今回は、ご自分でできる反り腰チェック、そして効果的な反り腰改善のストレッチをご紹介します。症状に自覚のない方も少なくありませんので、この機会にぜひトライしてみてくださいね。

「反り腰」とは?

 言葉の通り、「腰が反っている状態」です。専門用語で言えば「骨盤前傾」、骨盤が前に傾き、お尻の下の坐骨が後ろに出っ張っていることを言います。

 骨盤が前に傾くことで骨の歪みにつながりますし、バランスを保つために周囲の筋肉が大きく崩れる場合も。特に背中やももの前側の筋肉は影響を受けやすく、張って固くなっている患者様も多くいらっしゃいます。

薄着になるほど、反り腰は目立つ!

 これからの季節、特に薄着になればなるほど反り腰は目立ちます。一見したところ、それほど悪い姿勢には見えませんが、猫背同様に姿勢不良です。
 背筋がピンと伸びていてきれいな姿勢を保っているように見えても、実は骨盤が歪んで反り腰になっている方は、たくさんいるのです。

なぜ反り腰になるの?

 反り腰の原因は人それぞれですが、良くない姿勢だとわかっていてもそれを続けていたり、ずっと同じ姿勢でい続けたりすると、反り腰になりやすくなります。何かの緊張状態により筋肉がこわばった結果、腰痛など身体の痛みとして現れてくるのです。

 特に高いヒールの靴を長時間履くことがある女性は、つま先立ちの状態が続き、腰への負担が増えて反り腰になる場合もあります。

反り腰かどうかをチェックしてみよう!

 ご自身が反り腰かそうでないかは、以下のチェックで簡単に確認することができます。

【反り腰チェック】
①背中を壁側にして立ち、かかと、お尻、肩、頭を壁にピッタリつける
②腰と壁の間に手を入れる

反り腰チェック1

 腰と壁の間に手のひらが入る程度ならOKですが、奥まで入ってしまったり隙間ができていたりする場合は、反り腰の可能性が高いでしょう。

反り腰チェック2
反り腰チェック3

反り腰を予防&改善するには

 姿勢を良くしようと胸を張って背筋を伸ばした結果、腰をそらせすぎてはいませんか? 良い姿勢を意識することが、逆に「反り腰」を作っていた……というケースがよくあります。
 今、何かを行って反り腰になるのではなく、日常生活の中で行う動作や筋肉の緊張、こだわりなどが積み重なった結果、反り腰=姿勢不良につながるのです。

 姿勢不良は見た目の印象が悪いだけではなく、身体に様々な不調を抱えやすくなります。日々の中で腰に良くないことをしていないか、一度見直してみるといいでしょう。

 今回ご紹介するストレッチは、反り腰だけでなく猫背にも有効です。また、肩こりや腰痛、倦怠感のある方などにもオススメします。寝ながらできる簡単なものなので、ぜひ試してみてください。

反り腰を改善するストレッチにトライ!

 ご紹介するのは、「ひざ抱えストレッチ」「もも前ストレッチ」の2つです。このストレッチを行うことで腰回りの筋肉が緩み、症状の改善につながります。

【ひざ抱えストレッチ】
①仰向けに寝てひざを手で抱え、腰を丸める

ひざ抱えストレッチ1

②両膝を胸に付けるように引っ張って15〜30秒キープ
 背中から腰を伸ばすイメージで行いましょう。

ひざ抱えストレッチ2

【もも前ストレッチ】
①横向きに寝て、下のひざを軽く曲げておく

もも前ストレッチ1

②上の足のひざを曲げ、足首を持つ

もも前ストレッチ2

➂上の足のひざをお腹から遠ざけるように引き、もも前の筋肉が伸びているところで15〜30秒キープ

もも前ストレッチ3

それでも改善しなければ来院を

 反り腰の患者様のほとんどが、腰痛がきっかけで来院されます。反り腰を治療していくと、腰痛が軽くなる方がほとんどです。

 施術では、骨盤が前に傾くことによる骨の歪みと、腰や背中周りの筋肉のバランスの悪さの両方を改善していきます。また、体を支える筋力=インナーマッスルの低下が原因で反り腰になる方もいらっしゃるため、その場合はマッサージや矯正だけではなく、EMSで鍛える筋肉の治療も効果的です。

 ReCORE(リコア)鍼灸接骨院では、「健康寿命(介護や支援を必要としない生存期間)を延伸して自立した生活ができる期間を延ばす」というビジョンを掲げています。
 未来を元気に過ごすためにも、何か不調を感じている方はぜひ気軽に鍼灸接骨院を頼ってみてくださいね。

【寄稿者プロフィール】
黒木創太(くろき・そうた)

ReCORE鍼灸接骨院 丸の内テラス院長。鍼灸師。
身体を動かすことが大好きで、高校時代はサッカー部のキャプテンとしてサッカーに没頭。その時の恩師にすすめられ、鍼灸の道を目指す。
2018年にReCORE接骨院グループ(株式会社HITOMIOテクノロジーズ)に入社。その後も継続的に技術を学習するなど研鑽を重ね、2020年にReCORE鍼灸接骨院・蒲田院長に就任、2023年8月に丸の内テラス院長となる。
【メッセージ】
私は日々目標を持ち、それを達成させることを心がけています。一人でも多くのお客様にご来院いただくことや、技術の向上を目指すことはもちろん大切ですが、お客様の声をよく聞き、その方の健康寿命を延ばすケアや治療を適切に行うことが一番重要だと考えています。
身体の不調や痛みがある際は、ぜひお早めにご来院ください。「良くなれ!」と願いながら、心を込めて施術させていただきます。

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