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【体験記&ストレッチ:後編】急にくる「四十肩・五十肩」…蒲田の実力派整体師が教える、炎症期の痛み改善法

肩を押さえる女性 健康

 「今日から開運!」編集部の編集M(アラフィフ)が、五十肩を発症! 毎日、夜も眠れないこの痛さをとってもらうために、ReCORE(リコア)鍼灸接骨院・蒲田の黒木院長のもとを訪れました。

 前編では、五十肩(四十肩)について伺いました。そして後編は、痛みをとる施術体験気のすべてと、四十肩・五十肩を予防するストレッチについてお伝えします。

電気療法・整体施術・電気鍼の施術体験記

 というわけで(前編参照)、今回は電気と整体施術と、低周波の電気を流す電気鍼をやりましょう! となりました。

 まずは、電気療法。
 吸盤のようなものを首~肩~背中につけ、体の奥まで届く干渉波の電気を流します。コリをほぐし、痛みを和らげる療法です。電気の強さは、イタ気持ちいいくらいのところで調節してもらいました。
 吸盤の周辺の筋肉が、勝手にピクピク動きます。これを10分ほど。

電気装置の写真
電気装置

 そして、黒木院長による施術。
 左側の首の付け根から肩にかけてと脇の下あたりが、押されるとものすごく痛い! 「ここが固くなっているから、五十肩になったのだろうな……」と実感。

 続けて肩甲骨や上半身を調整してもらい、いよいよ今まさに苦しんでいる痛みをとるための電気鍼をしてもらいます!

 首、肩、腕の中ほどに鍼を打ちます。1本打つごとに、ズン……と重い感触が。ビリっと電気が走るような感触の時もありました。どちらの感触でも、効果は同じとのこと。
 打ったのは、全部で10本ほど。その鍼から電気を流します。今回は12分です。こちらも、電流の強さはイタ気持ちいいくらいに調節してもらいます。

 電気を流すと、勝手に筋肉が動きます。かなり激しく動きます! 自分で運動してもなかなか動かせない筋肉を、電気の力で動かしてもらっているとのこと。これを何回か繰り返すと、痛みがどんどん和らいでいくのだそうです。

この勝手な動きのせいで、鍼が刺さっている部分が痛くなることはありませんでしたが、自分の意志で動くと、痛かったです。

首への鍼
肩への鍼
首・肩・腕に鍼を打ったところ

 12分後、電気鍼終了。針を取ってもらって、施術は終了です。黒木院長から「たくさん刺激したので、今日一日は重だるいかもしれません」と注意をいただき、ReCORE鍼灸接骨院を後にしました。

 終わった直後は少々放心状態で、痛いのか痛くないのか、効き目は??? まだわかりません。

 自宅に戻り、くつろぐわけですが、最近はソファーに寝っ転がるのも痛くて、左肩を下にできなかったのです。おそるおそるやってみると、痛くない! びっくりです。そして、夜も左を下にして眠れなかったのに、できる。すごい! 鍼。

 しかし、痛みがすっかりとれるためには、数回電気鍼をしなければいけないという話を思い出し……。痛みがぶり返すのも嫌なので、仰向けと右を下にした「横向き寝」で眠りにつきました。

 そして朝。
 発症後は毎晩、痛くて起きたり、寝付けなかったり。日が昇る前に、ロキソニンを飲みに布団を出るのもしょっちゅう(泣)。
 しかし、鍼をしてもらった夜は、アラフィフなので夜中に目は覚めましたが、痛くて覚めたわけではなかったのです。しかもすぐ寝付けたのが、地味だけど本当にうれしかった……。
 この記事を書いたのは施術翌日ですが、まだまだ左肩を下にして、ソファーで寝そべることができました。

炎症期でもできることがある!四十肩・五十肩予防ストレッチ

 座りっぱなし、立ちっぱなし、寝転がりっぱなし……姿勢が悪くなる理由はさまざま。そして四十肩・五十肩は本当に、ある日突然やってきます。なってしまってから、姿勢の悪さやストレッチ不足を後悔しても遅いです。

 正直、何十年分もの姿勢不良によって固まってしまった筋肉を治すのは至難の業。それでも、やったほうが絶対いい、だれにでもできる簡単な「四十肩・五十肩予防ストレッチ」を、黒木院長に教わりました。

【「肩甲骨寄せ」ストレッチのやり方】
 両肩を後ろにぐーーっと持っていき、肩甲骨を寄せます。
 座った状態でも、立った状態でも、どちらでもOK。
 寄せて10秒、これを3回するだけ! 

肩甲骨を寄せた状態(前)
肩甲骨を寄せた状態(背中)

 五十肩未経験の人は発症させないために、五十肩真っ最中の人は長引かせない&再発しないために、やれることはやっておきましょう!

とにかく、できうる限り動かすべし

 1回きりでは、鍼の効果はいずれ切れてしまいます。何回か鍼を繰り返せば痛みがとれるというのは、実感としてわかったものの、打ちに行く時間がなかなか取れない……。お金もかかるしね。

 また、肩甲骨寄せストレッチすらも、痛くてできないという場合もあるでしょう。
 しかし、黒木院長曰く、
「動かないのはだめ」
「痛みを感じるギリギリまででいいので、腕を動かしてください。運動にもストレッチにもなっていないと思うような動きでも、筋肉は動いているのですから」

 この言葉を胸に、次の施術まで、肩甲骨寄せストレッチや、手の上げ下げなど、動かせる動きをやりたいと思います。


 ReCORE(リコア)鍼灸接骨院では、「健康寿命(介護や支援を必要としない生存期間)を延伸して自立した生活ができる期間を延ばす」というビジョンを掲げています。
未来を元気に過ごすためにも、何か不調を感じている方はぜひ気軽に鍼灸接骨院を頼ってみてくださいね。

【寄稿者プロフィール】
黒木創太(くろき・そうた)

ReCORE鍼灸接骨院 丸の内テラス院長。鍼灸師。
身体を動かすことが大好きで、高校時代はサッカー部のキャプテンとしてサッカーに没頭。その時の恩師にすすめられ、鍼灸の道を目指す。
2018年にReCORE接骨院グループ(株式会社HITOMIOテクノロジーズ)に入社。その後も継続的に技術を学習するなど研鑽を重ね、2020年にReCORE鍼灸接骨院・蒲田院長に就任、2023年8月に丸の内テラス院長となる。
【メッセージ】
私は日々目標を持ち、それを達成させることを心がけています。一人でも多くのお客様にご来院いただくことや、技術の向上を目指すことはもちろん大切ですが、お客様の声をよく聞き、その方の健康寿命を延ばすケアや治療を適切に行うことが一番重要だと考えています。
身体の不調や痛みがある際は、ぜひお早めにご来院ください。「良くなれ!」と願いながら、心を込めて施術させていただきます。

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