――スピリチュアルカウンセラーとして20年以上、多くの迷える人々を鑑定してきた鈴木浩司さん。今回からは、クライアントさんからの具体的な相談に答える形で皆さんを開運へと導きます。心当たりのある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Q.恋愛が「面倒くさい」と思ってしまう私……やはり向いていないのでしょうか。
2ヶ月前からお付き合いしている人がいます。恋人がほしくていろいろな出会いの場に出向き、やっとできた彼氏です。でも、いざ交際を始めてみると、毎日連絡をしたり週に何度も会ったりなど、恋愛しているカップルがすることを「面倒くさい」と思ってしまいます。
彼が好きなのは確かですが、私は恋愛に向いていないのでしょうか。また、このような私でも結婚はできるでしょうか。
A.我慢することで得られる喜びもあります。良い方向に進める機会を逃さないで。
私からすれば、今の人はあまり我慢をしなくなっているように感じますね。もちろん限度はありますが、「最初は大変だったけど、続けていたら形になった」「気持ちが通じなくて苦労したけど、やっとわかり合えるようになった」など、「我慢することで得られる喜び」は必ずあります。
たとえば、フルマラソンを完走するのは大変ですが、3~5㎞であれば、つらくてもなんとか走れる人は多いでしょう。そのくらいの我慢は、進んでしてみるべきです。マラソン自体が面倒だからやらないというのは、せっかく良い方向に進める機会を逃しているのと同じですよ。
それに、会っていて負担感のない相手を見つけようと思っても、それは無理なこと。社会で出会うのはまったくの他人です。最初は「すごく気が合う!」と感じても、しばらくすると「え、なんで?」と思うことが出てきたりするものです。
その部分をクリアできないことには、はっきり言って恋愛も結婚も難しいでしょう。その人と一緒にいて「面倒くさい」と思うことがあっても、「これは2人にとって必要なことだ」と受け入れ、関係を続けていくどうか。それは他の誰でもない、あなた自身が決意することです。
「恋愛に向いていますか」「結婚できますか」と誰かに相談したくなるほどの気持ちしかないのであれば、将来への可能性はその分小さいと言わざるをえません。どうぞ今一度、あなたの恋愛への向き合い方を考えてみてください。