――スピリチュアルカウンセラーとして20年以上、多くの迷える人々を鑑定してきた鈴木浩司さん。今回からは、クライアントさんからの具体的な相談に答える形で皆さんを開運へと導きます。心当たりのある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Q.新しい業務を部下に押し付ける古参社員……険悪にならず仕事をしてもらうには?
半年ほど前、アナログだった作業がデジタル化し、以降はこのシステム上で作業をすることになりました。元々の業務が複雑なのもあり、皆で使い方を必死に覚えたのですが、古参の男性社員が「自分は無理だから」と、すべて部下に押し付けてきます。やってできないのなら仕方がありませんが、最初から努力自体を拒んでいて、正直迷惑です。
とはいえ、強く注意すれば逆効果になりかねません。険悪にならずに仕事を覚えてもらうには、どうしたらいいですか。(35歳女性・アパレル勤務)
A.会社は仕事の対価としてお給料をもらう場所。問題は上司に伝えるのが筋道です。
業務を行う上で支障のある人を雇っておくか否かは、雇用権限を持つ経営者たちの判断範囲になります。あなたが問題だと思うのなら、その趣旨を雇用権限のある人たちに訴えるのが、組織のあり方と言えるでしょう。
会社は、仕事の対価としてお給料をもらう場所以外の何ものでもありません。何か問題があれば上司に伝えるのが筋道ですから、その過程を飛び越してあなた方が直接その人を正そうとするのは、大きな間違いというものです。
上への報告が難しいというのであれば、自分が離れるしかないでしょうね。