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【お悩みQ&A】鈴木浩司『開運心のすすめ』/直属の上司が意見を認めてくれない……どうすれば?

オフィスで言い合いをする会社員 開運心のすすめ
――スピリチュアルカウンセラーとして20年以上、多くの迷える人々を鑑定してきた鈴木浩司さん。今回からは、クライアントさんからの具体的な相談に答える形で皆さんを開運へと導きます。心当たりのある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Q.上司に業務改善や改革の提案を認めてほしいのですが、意見が合わず悩んでいます。

 直属の上司と意見が合わずに悩んでいます。
 現在私がいる部署はあまり仕事の効率が良いとはいえず、深夜まで残業することも少なくありません。昔のやり方を尊重するところがあり、新しいものを取り入れることにも消極的です。

 私は現状を伝えて「○○を改善したほうがいい」「△△をしましょう」と上司に提案しているのですが「うちはこれでいい」と聞き入れてくれず、皆が疲弊してしまっています。
 一度上司とぶつかることも考えましたが、その前に何か穏便に解決できる良い方法はありますか。(35歳女性・サービス系勤務)

A.上司のさらに上、またトップの経営者に直接意見を伝えることも考えてみて。

 上司は、これまでの経験や視点に基づいて判断するからこそ現状を維持したいのでしょう。その思考を崩すためには、理論的なプレゼンテーションを通じて「なぜその改革が有効なのか」を示すことが重要になります。

 それでも理解されない場合は、アプローチ方法を見直すべきです。古い考え方を持つ上司を本気で説得したいなら、その上の経営者に直接意見を伝えることも考えてみてください。

 会社で働く人は皆、経営者に認められてその場に存在しています。あなたの上司もさらに上の上司、またその上の経営者によって容認されているのです。それを考えると、改善や改革を促すためにあなたが問いかけるべきなのは目先の上司ではなく、その上の上司や経営者ということになります。

 ただ、改善や改革には、皆が許容できる段取りや手順、適切な時間が必要です。この点を忘れずに、多くの人が取り残されずに遂行できるよう努めてください。

 日本の企業では年齢や過去の実績が重視されがちですし、新しいことに挑戦するのは前例がないために困難が伴う場合もあります。しかし、バージョンアップするためには必ず最初のステップが存在していたはずであり、そこから実績が積み重ねられていくのです。あなたに信念があるのなら、諦めずに進んでいきましょう。