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【お悩みQ&A】鈴木浩司『開運心のすすめ』/ベランダでタバコを吸う隣人……やめてもらうには?

禁煙マークを持つ女性 開運心のすすめ
――スピリチュアルカウンセラーとして20年以上、多くの迷える人々を鑑定してきた鈴木浩司さん。今回からは、クライアントさんからの具体的な相談に答える形で皆さんを開運へと導きます。心当たりのある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Q.何度お願いしてもベランダでタバコを吸う隣人……やめてもらうにはどうすれば?

 隣の家のご主人にベランダでタバコを吸うのをやめてほしいのですが、聞き入れてもらえず困っています。
 直接お願いしようとしてもご主人は出てこず、奥様に注意してほしいと伝えても止みません。マンションにもお願いして張り紙や回覧板に書いてもらうなど、できることはしているのですが効果がないようです。
 ご近所なので無用なトラブルは起こしたくありません。隣人のような話を聞いてくれない人には、どう対応すればいいでしょうか。

A.人を思い通りに動かそうとするよりも、自分でタバコを避ける工夫をするべきです。

 一点お伝えしたいのは、「『他人を自分の思い通りにしたい』と思うのは間違い」だということです。

 このご主人は、他人のことは全く気にしない、ある意味では魂の生き方にいちばん忠実に生きている人。「ベランダでタバコを吸うなんて、隣人への気遣いが欠けている」と思われるかもしれませんが、ベランダで吸っている時点で家族には「家の中で吸わない」という配慮をしているわけですよね。
 家族には気を使って他人にはしない、というのはよくあること。だから、あなたとも会わないのです。会ってしまうと他人ではなくなり、気遣わなくてはならなくなりますからね。

 そもそも「自分が気を使っているのだから、相手も気を使え」というのは傲慢な考え方です。もしかしたら、あなたも気づかないだけで誰かに迷惑をかけているかもしれませんし、そこはお互いさまというものでしょう。人を自分の思い通りに動かそうとするよりも、タバコの煙が入らないように工夫するとか、自分で対処をするべきです。

 それでも気になって仕方ないというのであれば、相手を許容できない自分の精神状態を疑ってください。隣人は、あなたへの嫌がらせとしてタバコの煙を向けているわけではないのです。相手には相手の事情があるということを認め、寛容になりましょう。

 火事にでもなれば法律によって忠告ができる場合もあるでしょうが、今回は隣人の行為を抑え込む仕組みも法律もありません。失礼ながら、スピリチュアル云々の私の範疇のテーマではないように思います。
 できることがあるならば、管理組合があるなら管理組合でマンション全体のルールの徹底を促してもらうくらいですかね。それでも変わらないのであれば、自分で対処することを考えてください。自分のご機嫌の取り方は、自分で考えるのです。

 「こんな隣人がいて、運が悪い」とは考えないでくださいね。運が悪いのではなく、何もないことがありがたいのです。人が集う場所には何かあって当たり前、それをスタンダードに捉えることが、運を開くための第一歩と言えるでしょう。