――月の満ち欠けは、昔から人間の心身に少なからず影響を与えるとされてきました。月と太陽が重なる「新月」は、月が太陽に隠れて視えなくなりますが、満月に向かって姿を現すことから、物事をスタートさせる好機と言われています。
ただし、新月のパワーが最も高い状態で働くのは最初の8時間と言われていますので、新月に入ってから8時間以内、遅くても48時間以内に開運行動をするのがオススメです。
10月3日・新月の開運行動
10月3日は天秤座の新月
10月の新月は10月3日03:49分頃、天秤座で起こります。
位置は12星座先頭の1ハウス。このハウスは「自我のハウス」と呼ばれています。自分は何者で、周囲とどうのように関わっていくかをテーマとしているハウスです。
サビアンシンボルは「メガネ越しに覗き込んでいる教授」
天秤座の10度で起こる10月の新月。1度繰り上げた11度のシンボルは「メガネ越しに覗き込んでいる教授」です。
このシンボルに描かれている教授は、メガネ越しに何を教えているのでしょうか?……難解な証明問題。古代ローマの哲学? それとも遠い宇宙に存在するかもしれない生命に関する研究?
どの場合であっても、この教授は相手に合わせて教え方を変えていきます。図を書いてわかりやすく説明をすることもあれば、噛み砕いて説明することもあるでしょう。
ここで大切なのは、教授がメガネ越しに相手をよく観察しているということ。そうでなければ、相手の理解力に合わせて教えることができないからです。
10月3日の新月にするといい、オススメの開運行動
天秤座はバランスを意味する星座。コミュニケーションにも優れているので、教える相手と良好な関係を築きあげることができるでしょう。時には相手の意見や考えを柔軟に取り込んでいくなど、適応力もあります。
そして今回、月が滞在しているのは1ハウスです。そこから、今回の開運ポイントは「知っていることを周りに伝えること」となります。
難しく考えないでくださいね。仕事に関してでも学びに関してでもOKですし、道に迷っている人に声をかけて案内するでもいいのです。
ただ、この時に心がけたいことがあります。それは「押し付けをしない」ということ。開運行動だからと「これ知ってる?」と声をかけて教えるのはいけません。質問をされてから伝えるのがベストなのです。もしも「困っているみたいだから、こちらから」といった状況であれば、その時は相手の様子をよく観察して、助けが必要と判断できた時に言いましょう。
さらに、もうひとつ注意点があります。それは、上から目線にならないこと。気をつけてくださいね。
新月から48時間以内のラッキーアイテム
新月から48時間以内に身につけたいパワーストーンはコーラル、ファイヤーアゲート、カーネリアン。
ラッキーカラーは、スカーレット、緋色、チェリーレッド。
ファッションアイテムは、シャープなデザインのピアス・イヤリング、留め金がついている鞄、靴がオススメ。
食べ物はスパイシーなものを。コーヒーもOKです。