【開運】7月の旬食材
「旬(しゅん)」とは
四季がはっきりと分かれている日本には、食べ物に「旬(しゅん)」があります。旬はその食材によって異なりますが、自然の中で野菜や果物などの作物を収穫したり、魚がたくさんとれたりする時期です。収穫量が多いので通常と比べて安価になりますし、栄養価の高い美味しいものが手に入りやすくなります。
旬の食材にはその季節に身体が必要とする成分を満たしているものが多く、食べることで健康の維持にも役立ちます。日本人が昔から旬のものを食べる習慣を大事にしてきたのは「安い、美味しい、健康にいい」ということが大きいでしょう。
なぜ「旬」のものを食べると開運できるの?
風水では、運は「変化により生まれるもの」とされます。同じように、毎日の食事に旬を取り入れて変化を与えることで、豊かさや楽しみという「ゆとり」が生じ、運気が上がっていくのです。そのため、毎日同じものばかり食べるのは風水的にはNGとなります。
また、旬の時期は食材がいちばんいい状態で収穫されるので、栄養価とともに食材のエネルギーも最高になっています。その食材の栄養と運気の両方を、ほぼマックスの状態で取り入れることができるのです。
7月に食べたい! オススメ旬食材は枝豆
枝豆ってどんな食材?
ビールのつまみといえば、枝豆。夏の風物詩です。江戸時代に、枝に付いたまま売られていたことから「枝豆」と呼ばれるようになりました。
枝豆はなんの豆かというと、大豆。正確には、大豆の未成熟の種子のことです。枝豆として収穫せずに、そのまま育てれば大豆になります。現在は、枝豆専用の品種も多数生まれているそうです。
また枝豆、つまり大豆の原産地は中国といわれています。日本では、縄文時代の土器にその痕跡が見つかっているとのことです。
大豆は非常に栄養価が高く、「畑の肉」とも呼ばれる食材。枝豆にも良質なタンパク質、カルシウム、ビタミン、食物繊維などがたくさん含まれています。
そんな枝豆の旬は、5月から11月。たくさんの品種があるので旬は長くなっていますが、やはり夏の枝豆が栄養豊富で味も良く、価格もお手頃となります。あまり日持ちがしないので、手に入れたらすぐに茹でるのがオススメです。
枝豆で開運1.魔に強い心身を作る
日本では、豆といえば大豆。節分の豆まきに使う豆です。豆は「魔滅」と当て字がされ、魔除けの効果があるとして鬼にぶつけられています。
大豆になりきる前の枝豆は、魔除けのパワーを作成中の豆です。一人前の魔除けとして成長しようとしている枝豆を食べることで、魔に対抗できる素地を作ることができます。
夏に枝豆を食べれば、翌年の節分には魔に強い心身を作り上げられているでしょう。そして、節分に炒った大豆を食べれば、また夏まで魔除け効果を得ることができるのです。
枝豆で開運2.緑色で仕事運アップ
魔術の世界では、緑色は仕事運を上げる色。枝豆には魔除け効果もありますので、「邪魔するものを制圧しながら仕事を進めていける」という開運効果があるのです。
枝豆で開運3.名将政宗のパワーで勝負運アップ
枝豆のスイーツといえば、枝豆をつぶして作るあんこである「ずんだ」。鮮やかな緑色と爽やかな風味が人気の仙台銘菓となっています。
ずんだの名の由来は、仙台藩の伊達政宗が出陣の際に「陣太刀(じんたち)」で枝豆を砕いて食べたというエピソードから、「じんだ」が「ずんだ」に転じたという説があります。名将政宗にあやかり、勝負運がアップする効果を得られるとされているのです。