スポンサーリンク

【5月の旬果物】季節のものを食べて開運しよう!弁財天様の琵琶が由来のびわは縁起の良いフルーツ

旬果物 びわ 開運フード

【開運】5月の旬果物

「旬(しゅん)」とは

 四季がはっきりと分かれている日本には、食べ物に「旬(しゅん)」があります。旬はその食材によって異なりますが、自然の中で野菜や果物などの作物を収穫したり、魚がたくさんとれたりする時期です。収穫量が多いので通常と比べて安価になりますし、栄養価の高い美味しいものが手に入りやすくなります。

 旬の食材にはその季節に身体が必要とする成分を満たしているものが多く、食べることで健康の維持にも役立ちます。日本人が昔から旬のものを食べる習慣を大事にしてきたのは「安い、美味しい、健康にいい」ということが大きいでしょう。

なぜ「旬の果物」を食べると開運できるの?

 果物、つまり植物の「実」は、世界各地で豊かさの象徴とされています。果物は自然の恵みと豊かさの結晶であり、繁栄や富を引き寄せるシンボルとされてきました。

 果物がいちばんいい状態で収穫される旬の時期は、栄養価とともに食材のエネルギーも最高になっています。その食材の栄養と運気の両方を、ほぼマックスの状態で取り入れることができるのです。

5月に食べたい! オススメ旬果物は「びわ」

びわってどんな食材?

 果物のびわは、漢字で書くと「琵琶」ではなく「枇杷」。楽器の「琵琶」の形をした実が生るので、「びわ」と呼ばれるようになり、その後「枇杷」という漢字が当てられました。
 原産は中国で、日本にも奈良時代には野生種のびわがあったと、正倉院蔵の書物に記されています。

 また、強い抗酸化作用があるカロテンが豊富で、生活習慣病の改善に効果的です。葉は古くから薬効が知られており、特に咳止めの効果が有名でしょう。
 生産量は長崎が1位で、千葉県が2位。長崎のびわは「茂木びわ」、千葉のびわは「房州びわ」と呼ばれています。

 旬の頃の生びわが最高に美味しいのはもちろんなのですが、「びわゼリー」は、旬以外のときでもびわを堪能できるスイーツです。

びわで開運1.「びわ」=「琵琶」の音色は魔や邪気を払う

 びわの名のもとになった楽器の「琵琶」は、とても縁起の良い楽器です。その音色は魔や邪気を祓い、奏でることで神や仏に近づくことができます。霊力の高い楽器だからこそ、弁財天が手に持っていらっしゃるのでしょう。

 そんな琵琶が由来のびわは、とてもありがたく縁起の良い果物なのです。 

びわで開運2.すべての部分に薬効がある

 びわは、枝・葉・根・茎・花・実・種のすべてに薬効がある果樹です。別名を「大王薬樹」というほど。

 「びわは病人を呼ぶから縁起が悪い」という言い伝えがありますが、実はこれは薬効があり過ぎるがゆえ。昔の中国で、そんなびわの葉を薬にしようと病人がびわの木に群がったのが、縁起の悪い逸話に化けたものと思われます。

びわで開運3.びわの木の杖は「長寿杖」

 縁起の悪い逸話として、「びわは家を傾ける」というものもあります。びわの木は横に根を伸ばすので、家の土台を持ち上げることもあるという説です。

 しかしこれも、びわの丈夫さの裏返し。びわの種は発芽率が高い上に成長が早く、よく育ちます。びわの木はとても丈夫で、家具などに使われてきました。びわの木の杖は、長持ちすることから「長寿杖」と呼ばれる縁起物です。