――スピリチュアルカウンセラーとして20年以上、多くの迷える人々を鑑定してきた鈴木浩司さん。今回からは、クライアントさんからの具体的な相談に答える形で皆さんを開運へと導きます。心当たりのある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Ｑ．好きな人のことばかり考え、他のことがおろそかに。感情をバランス良く保つには？
誰かを好きになると一日中その人のことばかり考え、他のことがおろそかになってしまいます。やる気が出ずに仕事を休んだり、感情がコントロールできずに突然泣き出したり。自分でも「こんなことではいけない」と思うのですが、治りません。
そして、恋がうまくいったらいったで「相手が突然心変わりするのでは」と疑心暗鬼になるため、いつも不安でいっぱいです。みんな恋愛中でも普段通りに生活しているのに、どうして自分は大変なのかと落ち込んでしまいます。
感情をバランス良く保ついい方法はありますか。また、どうしたら相手を信用し、恋愛を楽しむことができますか。（28歳女性／小売業）
Ａ．今一度、自分の心の在り方を見直し「大人の心とは何か」を考えてみましょう。
あなたのご説明通り、あなたが異性に持つ意識の中には相手への依存、そして自分への完璧な忠誠（一途さ）を求める気持ちがあるのでしょう。愛されることは、ちやほやしてまつりたててくれることだと思っているのではありませんか。だから相手を疑いたくなるし、気持ちを確かめたくなってしまうのです。
子どもは親が自分の思い通りにならないと、いたずらをしたりして愛を確かめる行動をします。あなたはその子どもと同じで、相手が自分のことを猫かわいがりしてくれるかどうかを確かめているだけです。それは親から子どもへの愛され方であり、男女の恋愛ではないでしょう。
また、愛してくれる異性に対して、あなたは相手に何をしてあげることができますか。相手もまた、あなたに愛されたがっていることを忘れないでください。相手が何をしてくれるかだけでなく、自分の方がどうしたら歩み寄れるかを考えることが大事なのです。
そうして、今一度自分の心の在り方を見直し「大人の心とは何か」を考えるところから始める必要があるかと思います。