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【お悩みQ&A】鈴木浩司『開運心のすすめ』/愛人と暮らす夫との関係は良好…おかしいですか?

指輪を見つめる女性 開運心のすすめ
――スピリチュアルカウンセラーとして20年以上、多くの迷える人々を鑑定してきた鈴木浩司さん。今回からは、クライアントさんからの具体的な相談に答える形で皆さんを開運へと導きます。心当たりのある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Q.愛人と暮らす夫。今の関係は良好ですが、このような関係はおかしいでしょうか。

 夫が愛人を作って家を出ていき、7年になります。家を出ていってからしばらくの間、夫は自分が浮気をしたにもかかわらず、再三私に離婚を求めてきていました。しかし、最近はそれもなくなり、関係は良好です。

 彼は愛人と今も一緒に住んでいますが、彼は私との関係を「不思議だ」と言いながらも続けてくれています。彼とは強い縁を感じますが、このような関係はおかしいのでしょうか。子どもは離婚を勧めてきますが、この関係を子どもにわかってもらうことはできるでしょうか。(48歳女性・パート勤務)

A.当事者同士の合意があれば容認されるべきですが、お子さんの考え方にも意識を。

 まず現実の人間関係は、当事者同士が合意できている場合には容認されるべきです。しかし、私たちは言葉を覚える頃から教育され、常識や社会のルールが刷り込まれます。その範囲内で行動しないと問題視されることにおそれを抱くようになり、多くの人々が異なる判断や行動を否定的に捉える傾向があるのです。
 これが現実のありさまですから、お子さんの理解の有無や考え方も尊重しつつ、異なる意見を持ちながらも各々をリスペクトし合うことが大切になるでしょう。

 とはいえ、もし夫婦関係がお子さんに過度の負担をかけている状況であり、お子さんが一般的に許容されやすい関係を望んでいるのであれば、親としては別の観点も意識する必要があるでしょう。

 夫婦関係や子育てには、社会の中で「こうあるべき」という固定概念が存在します。たとえば、子育ては女性がするべきだとか、若い人ほど社会秩序が乱れる方に向かっているという主張などです。そこから逸脱した考え方にお子さんが疑問を持つのは自然なことであり、その理解を示すことも重要になります。
 また、「わかってほしい」という過度な期待や強要も避けるべきです。子どもの理解を超えた現実を作っている夫婦のあり方が子どものメンタルの負担にならないよう、くれぐれも気を配られてくださいね。