――「開運行動をしているのに、ぜんぜん効果がない」という人はいませんか? その原因のひとつに、良くない運気=厄をつけたまま行動してしまっている、ということがあります。運気を上げたいと思っても、その前に身体についている厄が払われていなければ、良い気を吸収できないのです。
うまくいかないと感じた時の厄落とし開運法を紹介します。厄落としを習慣にして、さらなる開運につなげましょう!
【開運】お米には神様が宿っている
日本人の主食であるお米。
アマテラスオオミカミ(天照大神)の孫のニニギノミコト(瓊瓊杵尊)が日本に降り立ったときに、日本の民が飢えないようにと授けたのが「稲」でした。日本という国が発展した基礎がお米=稲作であることは、みなさんご存じの通りです。
そのため、お米のひと粒ひと粒に神様が宿っているとされています。つまり、お米を食べること自体が、自分の中に神様の力を入れて厄を落とすことになります。
「お米離れ」という言葉が出てきてしまった現代ですが、厄を落として力をもらうためには、お米を食べることがポイントとなるのです。
お米で厄落とし1.撤饌のお米を食べる
厄落とし・厄除けのお参りをすると、お米をいただくことがあります。これは撤饌(てっせん)といって、神様にお供えした食物のお下がりです。
撤饌のお米は、いつも食べるお米に混ぜて、いつものように食べることで厄落としとなります。いただいたら、ぜひ食してください。
撤饌のお米を食べずに、お守りとして身に着けるのも効果的です。お守り袋を用意し、その中に入れて持ち歩きましょう。新しく撤饌のお米をもらったら、入れ替えても可です。その際、古いお米は大地に返しましょう。
お米で厄落とし2.自宅で供えたお米を食べる
自宅の神棚などにお米をお供えして、それを食べるのも大変ご利益があり、厄落としになります。
撤饌のお米もそうですが、日本には「神人共食」という考え方があります。これは、神様と人が同じご飯を食べることでご加護をいただけるというもの。神様にお供えした後の食べ物を、そのまま人が食べるのも同じです。
自宅でお供えしたものなので、毎日ご利益をいただけるのが魅力的ですね。
お米で厄落とし3.長引く不調を祓うおまじない
神様の力が宿るお米には、魔を祓う力があるといわれてきました。お米を使って、不調や病気を祓い、厄を落とすおまじないを紹介します。
【おまじないのやり方】
①不調や病気になったときの年齢(数え年)の数だけ、生米を用意します。
②①を白い木綿の袋に入れ、袋の表に名前と病気になった年月日を記します。
③②を7日の間、肌身離さず身につけます。
④7日たったら、袋ごと近所の神社に持って行ってお焚き上げをしてもらいます。
お米があなたの身代わりとなって、長引く不調とそれに伴う厄を祓ってくれるでしょう。