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【5月の旬食材】季節のものを食べて開運しよう! 実は死と近い食べ物!? 守護霊とつながれる空豆

空豆 開運フード

【開運】5月の旬食材

「旬(しゅん)」とは

 四季がはっきりと分かれている日本には、食べ物に「旬(しゅん)」があります。旬はその食材によって異なりますが、自然の中で野菜や果物などの作物を収穫したり、魚がたくさんとれたりする時期です。収穫量が多いので通常と比べて安価になりますし、栄養価の高い美味しいものが手に入りやすくなります。

 旬の食材にはその季節に身体が必要とする成分を満たしているものが多く、食べることで健康の維持にも役立ちます。日本人が昔から旬のものを食べる習慣を大事にしてきたのは「安い、美味しい、健康にいい」ということが大きいでしょう。

なぜ「旬」のものを食べると開運できるの?

 風水では、運は「変化により生まれるもの」とされます。同じように、毎日の食事に旬を取り入れて変化を与えることで、豊かさや楽しみという「ゆとり」が生じ、運気が上がっていくのです。そのため、毎日同じものばかり食べるのは風水的にはNGとなります。
 また、旬の時期は食材がいちばんいい状態で収穫されるので、栄養価とともに食材のエネルギーも最高になっています。その食材の栄養と運気の両方を、ほぼマックスの状態で取り入れることができるのです。

5月に食べたい! オススメ旬食材は「空豆」

空豆ってどんな食材?

 中世までのヨーロッパでは、豆といえば空豆。空豆は、一番歴史が古い豆といわれています。
 そんな空豆の起源は、古代ギリシャや古代ローマにまで遡ります。中東や地中海地域に伝わり、そこで広く栽培されるようになりました。

 日常的に食され続けている空豆ですが、実は「死の象徴」という側面があるのです。イタリアでは、死者のために祈る日である「万霊節(11月2日)」に、空豆型のお菓子を食べる習慣があります。

 中空である空豆の茎が冥界と地上をつないでいるとか、実の黒い部分が不吉だとか、いくつかの説がありますが、おそらく一番の理由は、空豆中毒と考えられます。
 空豆中毒は、地中海沿岸の地域でみられる遺伝性のものです。時折、空豆を食べて死に至る人がいたことで、死を連想させるイメージがついてしまったのでしょう。ちなみに、日本人にはほとんど見られません。

空豆で開運1.空豆のように生きる

 空豆は、空に向かって鞘を伸ばします。その様子から、「空豆」という名前がついたとも。果てしない空に向かって伸びていく鞘は、中の実が熟すると、地面へと向かいます。
 空豆のように上昇し成長を続け、人生が熟したら地に目を向け、落ち着いて過ごしたいものです。

空豆で開運2.守護霊とつながる

 死と近い食べ物であるとされてきた歴史のある、空豆。
 イタリアでは、空豆型のお菓子を「万霊節=死者の日」に食べます。日本のお盆に牡丹餅(おはぎ)を食べる習慣と似ていますが、死に対する概念が少し違います。

 日本では、お盆はご先祖とつながる日。ご先祖は守護霊でもあります。空豆の歴史にあやかって、春と秋のお彼岸に空豆型のお菓子を食べれば、守護霊とつながることができるかもしれません。

 イタリアのそのお菓子は、「ファーヴェ・デイ・モルテ(死者のそら豆)」といいます。

空豆で開運3.目的別に食べる数を調整

 葉も茎も、鞘も実も爽やかな緑色の空豆は、木の気(春の象徴)と土の気(実りの象徴)を持つ食材です。旬のこの時期に食べるだけで開運できますが、さらに開運するために、目的別に食べる数を調整しましょう。

 新しいことを始めるときは、3または8粒。
 穏やかに過ごしたいときは、5または10粒。

 茹でるのはもちろん、鞘ごと焼いても美味しいです。