「新米」は、9月~10月に店頭に並ぶ、今年収穫されたお米のこと。つややかで甘く、新鮮さを滋味の奥に感じることができます。新米は、日本人にとって、一番の開運食材。新米のパワーの理由と、新米に深く関係する「神嘗祭」について紹介します。
お米には神様が宿っている
日本神話では、天照大神の孫・瓊瓊杵尊が地上に降り立つ際、日本人が飢えないようにと授けたのが「稲」だとされています。
日本は、瑞々しい稲穂が実る国という意味である「豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)」とも呼ばれる国。
日本人の土台は稲作=お米。お米の一粒一粒に神様が宿ると考えられてきました。
お米を食べるということは、神様の力を体に取り入れることになります。。
新米は、最近まで日本国とつながっていた、もっともパワーがあるお米。新米を食べれば、開運となるのです!
新米が金運・浄化に働く理由
新米は、今年の豊かさそのもの。金運アップの食材です。今年はもちろん、来年の新米まで、食を支えてくれるのです。
「一粒万倍日」という吉日の「一粒」とは、種籾(たねもみ)のことです。一粒から何倍ものお米が実ることが吉日たる由来で、お米は「増える」「広がる」ご縁の象徴でもあります。
お米には浄化の力もあります。
場を清めるとき、日本酒や塩、そしてお米を撒くこともあります。
白米を食べれば、体の中も浄化されます。
新米を神さまに捧げる「神嘗祭」
毎年10月15日から17日に、伊勢の神宮で「神嘗祭(かんなめさい)」が行われます。その年に収穫された最初の新穀(新米)を、天照大神に捧げるお祭りで、伊勢神宮の神事の中でもっとも大切なお祭りとなります。
新しい年の稲の実りを迎え、また新しい年が始まるという節目にあたります。
神嘗祭から1か月後の11月23日に、全国の神社で、新嘗祭(にいなめさい)が行われます。現在は「勤労感謝の日」となっています。
神嘗祭は、最初に神に新米を捧げる日。
新嘗祭は、すべての神々に収穫を感謝する日。
神嘗祭で一番重要な儀式は、「由貴大御饌(ゆきのおおみけ)」という儀式で、神様に新米などを召し上がっていただくためにお供えをします。
参拝時間内ならは、見学は可能。しかし、神嘗祭は、参拝客に見せる祭りではなく、神様へ向けてのお祭りだということをお忘れなく。
新米で開運!
新米を神に供え、いただく
新米を最初に食べるタイミングの前に、炊きたてのご飯を掲げて供え(神饌)、神さまに感謝を伝えましょう。
下げたご飯をいただけば、それが神人共食(神さまと同じものを食べて、神さまの力をいただく)になります。
塩むすびを食べる

酒・塩・米は、厄祓いと浄化に必須のもの。
日本酒を少し入れて炊くとご飯が美味しくなるのですが、お酒で炊いた新米のの塩むすびは、究極の厄祓いおにぎりとなります。
