――「食べることは生きること」とはよく言いますが、食べるものを選ぶことは、よりよく生きることにつながります。ひとつひとつの食材が持つパワーを知って食べれば、欲しい運気を身体に取り込むことができるからです。
旬の食材や土地のパワーが入ったおやつは、生活を彩ります。また、運気アップにも欠かせません。バランス良く取り入れれば、開運間違いなしです。
この連載では、縁起が詰め込まれたご利益おやつ&開運おやつを紹介していきます。
【開運】縁起尽くしの干菓子セット「宝ぽち袋」
亀屋良長は、1803年創業の京菓子屋。店先に湧き出る、京の名水・醒ヶ井(さめがい)の水がお菓子に使われています。豊富に湧き出ていることもあり、一般の人も自由に汲んでノドを潤すことができるようになっている、たいへんありがたいお水です。
そんな老舗の菓子舗が販売しているのは、京都のテキスタイルブランドSOU・SOUの伊勢木綿の布ぽち袋に入った、縁起尽くしの干菓子セット「宝ぽち袋」。菊、桜、梅、シャボン玉、弥栄の5種類です。
中の干菓子は、打出の小槌・金嚢・巻物・隠れ蓑・毘沙門亀甲・米俵・小判・七宝・小梅・くす玉の10種、12個。1㎝ほどのミニサイズで、とにかく可愛らしい!
小さい干菓子ですが、1つだけでも和三盆の上品な甘さが口に広がります。ひとつひとつが縁起物なので、食べる時も優しい気持ちに。「食べて開運」とは、まさにこのことでしょう。
ひとつひとつがパワフルな縁起物!
すべての形がパワフルな縁起物である、干菓子たちを紹介します。
打出の小槌:大黒天さまが持つ縁起物。一度振れば福を生み出し、もう一度振れば幸運を生むと言われています。
金嚢:お金を入れる袋。金嚢にお金を入れると、お金が出ていかないとされます。
巻物:知識が書かれている巻物は、勉強運アップに聞くとされます。
隠れ蓑:災厄から身を隠すことができます。
毘沙門亀甲:毘沙門天の甲冑にこの文様が用いられました。
米俵:豊かさの象徴である米俵。俵を重ねたものは「家内安全」「商売繁盛」をあらわします。
小判:金運の象徴である小判。1枚あれば、最強の金運のお守りに。
七宝:「円満・縁・調和」などの意味が込められています。七宝繋ぎの柄は、縁繋がりとも言われます。
小梅:春を告げる縁起の良い梅の花。
くす玉:薬草や香草を錦の袋に詰めて、花などで飾り付けし、五色の糸でたらした入れ物。延命長寿や無病息災の願いが込められています。
宝ぽち袋
¥864(税込)
亀屋良長