スポンサーリンク

【お悩みQ&A】ルールを守らない人を見るとつい注意したくなりますが、妻は「やめて欲しい」と…

指差しするサラリーマン 開運心のすすめ
――スピリチュアルカウンセラーとして20年以上、多くの迷える人々を鑑定してきた鈴木浩司さん。今回からは、クライアントさんからの具体的な相談に答える形で皆さんを開運へと導きます。心当たりのある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Q.公共のルールを守らない人を見ると、注意したくなって仕方がありません。

 電車内や街中で公共のルールを守らない人を見ると、注意したくなって仕方がありません。満員電車の降車時で扉の前からどかない人、大音量で音楽を聴いている人、道をふさぐように大勢で話をする人などには、実際に伝えたこともあります。

 ただ、妻にその話をした時「今時は何をされるかわからないから、やめて欲しい」と言われました。妻の気持ちもわかりますし、くだらない正義感や自己満足と言われればその通りなので今はやめていますが、見て見ぬふりをしているようでモヤモヤします。

 このような場合、どう考えれば自分を納得させられるでしょうか。(32歳男性/メーカー勤務)

A.そのような正義感が湧き続ける心理には、「自己承認の不足」が影響しています。

 失礼ながら……そのような正義感が強く湧き続ける心理には、まったく真逆の「自己承認の不足」が影響している場合が多いのです。自分が確実に優位に立てる、正論をかざせる機会を無意識に求め、一時の優位性を得たいと考えている可能性があります。

 つまり、「うっぷんを晴らして、自分の存在をアピールしたい」という欲求のスイッチが入る理由を見つける感覚ですね。

 他人の行動が迷惑であっても、その周囲の人たちの命や健康があきらかに脅かされる状況でない限り、そこに干渉するのはある意味過剰な行為です。命にかかわること、犯罪にかかわることなら別ですが、エチケット違反のみであればハラスメントに通じかねません。

 不快に感じるならその場から離れればいいですし、どうしても許せないならば、あなたが直接言うのではなく、その場を管理する立場の人……電車なら駅員さんなどを介して発信するくらいに留めることが、より的確な対応のはずですよ。