――地球のエネルギーを宿したパワーストーン。古代より不思議な力があるとされ、医療用具や護符として使用されてきました。 この連載では、実に多くの種類があるパワーストーンの中から代表的なものを紹介していきます。それぞれの石が持つ由来やパワーを知って、お気に入りを探してくださいね。
ムーンストーン(MoonStone)
ムーンストーンってどんな石?
力強い太陽の光と対照的に、柔らかく癒しに満ちた月の光を思わせるムーンストーン。その名の通り、月の石として古くから大切にされ、祈りの対象となっていました。ヨーロッパでは、恋人へ贈る愛の石として知られています。
ムーンストーンは長石の一種。長石はほとんどの火成岩に含まれていますが、「ムーンストーン=月長石」という宝石になるのは、ほんのわずかです。宝石質のムーンストーンは青白いシラーが特徴ですが、その他にもオレンジやグレーなど、さまざまな色があります。
ムーンストーンのパワー
月を象徴する石であり、月のエネルギーを発する石といわれています。
月は女性を表します。その月の光の結晶ともいえるムーンストーンは、女性性を高めるパワーがあります。デリケートな女性の心を守り、高次元で心をコントロールしてくれるでしょう。心を落ち着かせ、不安を和らげてくれるのです。
月が満ちていくときには愛に巡り逢うための護符になり、月が欠けていくときには直感力を鍛える予知の石となるでしょう。
この石を恋人や夫からプレゼントされると、より幸運度が増し、愛が深まるとされています。
ムーンストーンのおまじない ~恋愛運アップ
ムーンストーンと水晶を1つずつ、季節の花を用意します。満月が見える夜、お風呂に入って身を清めたら、花を飾ってください。
次に、ムーンストーンを流水で洗い、月光のさすところに置きます。
月を見ながら、「運命の人と出会えますように」「両想いになれますように」など、願いを月に伝えます。最後に「ありがとうございます」と伝えましょう。
次の満月まで、できるだけ毎夜、月とムーンストーンに願いを伝えます。その夜のおまじないが終わったら、ムーンストーンは日光のささないところにしまい、また夜に取り出してください。