――仕事を成功させるにも、家族を円満に保つにも、まずは健康であることが不可欠です。とはいえ、いくら気をつけていても「今日はちょっと調子が悪いな」という日もありますよね。
そんな気になる症状を短時間で改善させる「開運ツボ押し&ストレッチ」を、ReCORE(リコア)鍼灸接骨院・コレド室町テラスの小早川院長に教えていただきました。自分で簡単にできますから、忙しい方にもオススメ!
日本橋のスペシャリストが教える、むくみ改善マッサージ&ストレッチ
こんにちは。ReCORE(リコア)鍼灸接骨院・コレド室町テラスの小早川です。今回は「顔のむくみ」についてお話ししますね。
お酒を飲んだり、いつもより塩分を多くとったりした日の翌朝は、顔がむくんでパンパン……という人は多いでしょう。顔や目の周りが腫れたようになる、顎の輪郭がぼやけるなどの症状が一般的ですが、むくみはたるみやほうれい線などと違い、顔トラブルの中では比較的ご自分で改善しやすいと言えます。
この記事では、むくみが発生するしくみと原因、改善法や予防法などとともに、むくみの症状を改善する簡単な対処法をお伝えします。ぜひ試して、スッキリした顔で朝を迎えてくださいね。
「顔がむくむ」ってどういう状態?
顔のむくみは、顔の皮下組織に水分が溜まっている状態の時に起こります。毛細血管から細胞と細胞の間へと流れる水分の量が増え、血管やリンパに吸収される水分の量が減ることで発生する症状です。
顔がむくむと、見た目が左右非対称になって大きくなります。皮膚を触るとプニョプニョした感じになり、指で押した時に元に戻らず跡が残ってしまいます。
なぜ顔がむくむの?
むくみは塩分やアルコールのとりすぎ、ストレス、冷え、顔周りの筋肉が硬い、心臓・腎臓等の病気など、さまざまな原因によって起こります。その中で共通するのは、血液やリンパの流れが悪くなることです。老廃物が溜まりやすくなり、結果的にむくんでしまいます。
特に首は顔に近く、頭部に血液やリンパを流す重要な血管やリンパ管が通っています。そのため、首や肩の筋肉が硬い人はこれらが圧迫され、血行不良やリンパの滞りが起こりやすいのです。女性は男性と比べて筋肉が少ないので、よりむくみやすい傾向にあります。
顔のむくみを予防&改善するには
顔のむくみを予防するには、塩分やアルコールを大量に摂らない、1日2リットル程度の水分を補給するなど、日常の心がけが大切になります。
中でも特にオススメなのは、お風呂上がりに顔のマッサージをすること。顔は身体よりもむくみやすい部位のため、定期的にケアをしてスッキリした顔を維持していきましょう。
顔がむくんだ時は目の周りやフェイスラインが目立つことが多いですが、顔以外にも頭皮がむくんでいる方もいます。頭と顔はつながっているので、頭皮がむくむと顔にもむくみが生じてしまうのです。日頃からご自分で頭を触ってみて「大きいな」と感じることがあれば、ヘッドマッサージなどを試すのもいいでしょう。
また、むくんでしまったら、水分をリンパ節に流すことで改善が期待できます。
先にもお伝えしましたが、首には血液やリンパを流す重要な血管、そしてリンパ管が通っています。むくみの症状を訴える患者さまの中でも、塩分・アルコールの摂りすぎや運動不足などのほか、緊張からくる筋肉の硬直が原因の場合が少なくありません。
今回は、そんな首や肩の筋肉が硬い人を対象としたむくみ改善のマッサージとストレッチをご紹介します。同時に肩こりの症状が出ている方には、特にオススメです。
むくみを改善するマッサージ&ストレッチ
【皺眉筋(すうびきん)・眼輪筋の付け根をゆるめるマッサージ】
①軽く目を閉じ、目頭の左右のくぼみ、鼻の付け根の横側に指を置く
②指の腹で軽くマッサージをする
➂左右で10回ずつ×3セット行う
【耳のストレッチ】
①耳を軽くつまみ、横に引っ張る
②そのまま軽く引っ張りながら、後ろに向かってゆっくり10回ぐるぐると回す
➂前に向かってゆっくり10回ぐるぐると回す
それでも改善しなければ来院を
顔はかなりむくみやすい部位である上、むくんだままの状態でいると、見た目や印象にも影響を及ぼしかねません。定期的にケアを行い、スッキリしとした顔を保っていきましょう。
ただ、過度なマッサージは逆効果にもつながるため、気になる場合はプロに相談することをオススメします。
ReCORE(リコア)鍼灸接骨院では、「健康寿命(介護や支援を必要としない生存期間)を延伸して自立した生活ができる期間を延ばす」というビジョンを掲げています。 未来を元気に過ごすためにも、何か不調を感じている方はぜひ気軽に鍼灸接骨院を頼ってみてくださいね。