スポンサーリンク

【お悩みQ&A】鈴木浩司『開運心のすすめ』/何かにつけて文句の多い母親……どう接するべき?

親子喧嘩 開運心のすすめ
――スピリチュアルカウンセラーとして20年以上、多くの迷える人々を鑑定してきた鈴木浩司さん。今回からは、クライアントさんからの具体的な相談に答える形で皆さんを開運へと導きます。心当たりのある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Q.文句の多い母親への接し方がわかりません。私が我慢するしかないのでしょうか。

 何かにつけて文句の多い母親に対して、どう接していいかわからなくなっています。
 「○○を買ってきて」と言われたのでその通りにすると「本当は○○は好きじゃない」「△△のほうがよかった」などと言い、じゃあそう言ってよと返すと「あなたに気を使ってそう言ったのよ」と、恩を着せるような発言をするので、モヤモヤするのです。私が我慢するしかないのでしょうか。

A.これだけはどうしようもありません。適度に距離を置き、関わりを最低限に!

 これだけは本当にどうしようもありません。私のクライアントさんのテーマでも、この問題はよくあるのですが……距離を取るしかないでしょう。
 親御さんは、もうずっとこの状態で生きてきたのです。あなたがた子どもも「ダメな親だ」という宣言はしておらず、見かけ的にはそれなりの親子関係が成立しているはず。親御さんはこれでいいと思って生きてきているので、今から性格を正すような根拠も理由もありません。

 あなたができるのは、日頃から適度な距離を置きつつ、関わるときは「イライラしにいくのだ」「親だから仕方ない」という覚悟を持って接することです。その際も、相手にやってあげようと思うことだけやり、後はさっさと帰りましょう。最低限の義務や責任を果たすことだけ考え、人間的に関わろうとしないことが大事です。もしそれをするなら、ほぼ見返りのない作業になりますよ。

 「年のせいでわがままが増幅している」というのも、確かにあるでしょう。年をとると思考が緩み、まともに話を聞けなかったりします。でも、もともとがそういう性格でなければ、今のようにはなっていない、ということも覚えておいてくださいね。