【開運】11月の旬食材
「旬(しゅん)」とは
四季がはっきりと分かれている日本には、食べ物に「旬(しゅん)」があります。旬はその食材によって異なりますが、自然の中で野菜や果物などの作物を収穫したり、魚がたくさんとれたりする時期です。収穫量が多いので通常と比べて安価になりますし、栄養価の高い美味しいものが手に入りやすくなります。
旬の食材にはその季節に身体が必要とする成分を満たしているものが多く、食べることで健康の維持にも役立ちます。日本人が昔から旬のものを食べる習慣を大事にしてきたのは「安い、美味しい、健康にいい」ということが大きいでしょう。
なぜ「旬」のものを食べると開運できるの?
風水では、運は「変化により生まれるもの」とされます。同じように、毎日の食事に旬を取り入れて変化を与えることで、豊かさや楽しみという「ゆとり」が生じ、運気が上がっていくのです。そのため、毎日同じものばかり食べるのは風水的にはNGとなります。
また、旬の時期は食材がいちばんいい状態で収穫されるので、栄養価とともに食材のエネルギーも最高になっています。その食材の栄養と運気の両方を、ほぼマックスの状態で取り入れることができるのです。
11月に食べたい! オススメ旬食材は「にんじん」
にんじんってどんな食材?
にんじんの原産地はアフガニスタン。アフガニスタンから西に伝わったものが「西洋種」、東に伝わったものが「東洋種」と呼ばれています。
日本には、江戸時代~明治にかけて両方の種が入ってきました。現在流通しているのは、ほとんど西洋種です。
旬は冬ですが、現在は1年中手に入れることができます。春にんじん、秋にんじん、冬にんじんとあります。カロテンが豊富で、免疫力向上や視力維持に役立ちます。他にも食物繊維やビタミンCが含まれます。
にんじんは漢字で書くと「人参」。「参(さん)」は薬草や貴重な植物のことです。「人の形をした参」ということで「人参」となりました。
にんじんで開運1.名前に「ん(運)」が2つある縁起物
にんじんは、「ん(運)」が2つもあるおめでたい野菜です。特に、冬至の日に食べると運気がアップすると言われています。
また縁起野菜として、なますや煮物などのおせち料理にも欠かせません。なますは細く切っただいこんと人参の酢漬けで、紅白の水引をイメージした料理です。
さらに金時人参のように赤色に近い人参は、魔除けとしておせち料理に登場します。
にんじんで開運2.商売繁盛のゲン担ぎに使用
「にんじん=人参」は「人」が「参る」ということで、たくさんの人たちに来てもらえる縁起野菜とされています。
主に飲食店に伝わっており、店先ににんじんが飾ってあるお店は、商売繁盛のゲン担ぎをしているのです。
にんじんで開運3.オレンジ色はエネルギーアップの象徴
にんじんの鮮やかなオレンジは、エネルギーアップの象徴です。やる気をアップさせ、物事を最後までやり遂げる後押しをしてくれるでしょう。
オレンジ色の彩りは食卓を明るくし、ほかの食材のパワーも上げてくれます。