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【開運ツボ押し&トレーニング】日本橋の整体スペシャリストが教える、自分でできる秋の冷え改善法

手が冷えている女性 健康
――仕事を成功させるにも、家族を円満に保つにも、まずは健康であることが不可欠です。とはいえ、いくら気をつけていても「今日はちょっと調子が悪いな」という日もありますよね。
 そんな気になる症状を短時間で改善させる「開運ツボ押し&ストレッチ」を、ReCORE(リコア)鍼灸接骨院・コレド室町テラスの山下院長に教えていただきました。自分で簡単にできますから、忙しい方にもオススメ!

日本橋のスペシャリストが教える、症状が楽になるツボ押し&トレーニング

 こんにちは。ReCORE(リコア)鍼灸接骨院・コレド室町テラスの山下です。
 今回お伝えするのは「季節の変わり目の冷え対策」です。いつまでも夏が終わらないと思っていたら、ここ最近で一気に気温が下がりましたね。過ごしやすくなったと喜ぶ人も多いでしょうが、実はこのような時期は、気温の変化による冷えが原因で体調を崩しやすいのです。

 これから、季節の変わり目の冷えを予防・改善するためのツボ押しと簡単なセルフトレーニングを紹介していきます。万全な体調で秋を楽しむためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。

なぜ季節の変わり目に体調を崩しやすくなるの?

 秋は湿気の多い夏に比べて乾燥が起こりやすく、肌や呼吸器系に負担がかかる季節です。夏からのエアコンや空調の使用で温度感覚が狂っていることもあり、空気や温度の変化に身体がついていけずに風邪を引いてしまうなど、体調を崩すことが多くなります。

 また、一気に気温が下がる夏から秋、秋から冬への移り変わりの時期は、急に身体が冷えて血管が小さくなるため、血行不良になりがちです。
 寒さを感じると、首と腰にある太い血管が表面に出ている部分(拍動部分)を冷やさないようにと、無意識に身体が縮こまろうとします。その状態が続くと力が入りっぱなしなり、筋肉が固まって腰を痛めたり、寝違えなど首を痛めたりしやすくなるのです。

 10~11月はぎっくり腰で来院される方が特に増えるのですが、季節の変わり目ということも大きく関係しているでしょう。

身体の冷えは、いろいろな症状を引き起こす!

 この時期の体調不良にはさまざまな原因が考えられますが、特に注意したいのは「身体の冷え」です。

 日常的に冷えに悩んでいる人は女性が8割、男性が4割と、かなり多いと言えます。女性の方の比率が圧倒的に高いのは、筋肉量が少なく脂肪が多い、卵巣や子宮があるため腹部の血流が悪い、月経による血液不足など、女性特有の要因があるためでしょう。
 また、20代後半からだんだんと代謝が落ちてくるため、冷えを自覚し始めるのは30代からが多いようです。

 身体が冷えて血行が悪くなると、筋肉が硬くなることに加え、以下のような症状を引き起こしやすくなります。

 ・水分のバランスが悪くなってむくむ
 ・酸素が届かず代謝が悪くなり、太る
 ・老廃物が溜まるためにだるい、疲れやすくなる
 ・免疫力が下がり、病気になりやすくなる

 「たいしたことない」と放置していても急に病気になるわけではありませんが、その土台をつくってしまうことはあります。また、皮膚への影響が出やすく、乾燥や肌荒れを起こす可能性も高くなるため、適切な対処をして血行を良くすることが大切です。

季節の変わり目の冷えを予防&改善するには

 とにかく、身体を動かすのがいちばんでしょう。適度な運動は、冷えや血行不良の予防と改善にたいへん効果的です。寒い時期は面倒になりがちですが、毎日少しずつでいいので習慣づけるようにしてください。運動が苦手な方は、歩くことも有効です。

 さらに、就寝時にも気を配りましょう。夜はさらに気温が下がりますから、寒くなる前に冬用のパジャマにしたり、布団をしっかりかぶったりして休み、首を冷やさないようにしてください。

 そして最後は、水分をしっかりとることです。乾燥しやすいため気づかないうちに水分不足になり、体内の循環が起こりにくくなる場合があります。
 吸収率が変わってくるので、できればお茶やジュースではなく、水を。自分が思っているよりも多めにとるのがベストです。少なくとも、ペットボトル1本くらいは水を飲むといいでしょう。

冷えを改善するツボ押し&トレーニングにトライ!

 手足の末端が冷たいなど、ご自身で身体の冷えを感じたら、以下のツボ押しとトレーニングを行ってみてください。

【身体の冷えと血行不良を改善するツボ】
 今回のツボは、冷えをはじめ女性特有の症状に効く「三陰交(さんいんこう)」、むくみなどに効果的な「陰陵泉(いんりょうせん)」です。三陰交はくるぶしの骨の頂点から指3本分上、陰陵泉は足の内側の骨際を通って上がっていき、指が止まった箇所になります。

 この三陰交から陰陵泉までを、親指を使って下から上に流してあげましょう。

①ツボを押す方の足を曲げて座り、三陰交のツボを確認します。

三陰交のツボ

②脛骨の内側をなぞるように、陰陵泉まで下から上に流します。

陰陵泉のツボ

③①②を5回繰り返します。

④反対の足で①②③を行います。

 入浴時などタイミングの良い時にオイルやクリームを使いながら、痛気持ちいいくらいの強さで行うのがオススメです。また、この2箇所のツボにお灸をするのもいいでしょう。

【ふくらはぎのトレーニング】
 冷えや血行不良には、ふくらはぎを動かす「カーフレイズ」というトレーニングが有効です。

 「第二の心臓」といわれるふくらはぎの筋肉は、身体の下に落ちた血液を上へと押し戻すポンプの役割を担っています。トレーニングによってふくらはぎを動かすことで循環が良くなり、血行の改善が期待できるでしょう。

①壁や柱のある場所に立ち、片手を添えておく

ふくらはぎのトレーニング1

②そのままつま先立ちをし、3秒キープしてから下ろす

ふくらはぎのトレーニング2

③②を10回繰り返す

 このトレーニングは、筋肉を鍛えるのではなく血流を良くすることが目的となります。やり過ぎると疲れが出やすくなるので、適度な回数を保つようにしましょう。デスクワークで座りっぱなしなど、あまり足を動かさない時に行うと効果的です。

それでも改善しなければ来院を

 身体の冷えは病気の前段階、いわゆる「未病」のひとつです。体温が一度下がると、免疫力は30%低下し、代謝は12%落ちるといいます。私たちが思っている以上に、冷えは身体に良くない影響を与えているのです。

 「なんだか手足が冷たいな」と自覚症状があるなら、すでに身体の筋肉は硬くなってきています。大事になる前に対処をして、病を未然に防ぎましょう。また、根本的な治療を望むのであれば、医療機関を訪ねるのもオススメです。

 ReCORE(リコア)鍼灸接骨院では、「健康寿命(介護や支援を必要としない生存期間)を延伸して自立した生活ができる期間を延ばす」というビジョンを掲げています。
 未来を元気に過ごすためにも、何か不調を感じている方はぜひ気軽に鍼灸接骨院を頼ってみてくださいね。

【寄稿者プロフィール】
山下 雅史(やました・まさし)

ReCORE接骨院 コレド室町テラス院長。鍼灸師。
看護師の母に鍼灸師か理学療法士を勧められ、鍼灸師の道を選択。経営者になりたかったこともあり、鍼灸師が何かも知らないまま専門学校へと進む。
卒業後は、中国浙江省杭州市の浙江中医薬大学へ2年半留学。さらに専門的な知識を学ぶとともに、世界基準の治療を知る。
2018年にReCORE接骨院グループ(株式会社HITOMIOテクノロジーズ)に入社。大阪と東京の店舗に勤務した後、2020年にiCure鍼灸接骨院・大森院長に就任し「2021年最優秀院」を獲得。2022年、ReCORE接骨院・コレド室町院長に就任し現在に至る。
【メッセージ】
iCureの大森院が「2021年最優秀院」を獲得したのは、具体的に数字を出したこともありますが、スタッフと強い信頼関係を結べたことが大きな要因だったと感じています。現職においても、同じようにReCOREの旗艦店となるべく、患者さまが安心・安全にリラックスできる院にしていくことが現在の目標です。
これからも私のモットーである「楽しみ」「誇り」「責任」を大事に、日々学び続けながら患者様の健康寿命の延伸に貢献していきます。

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