髪は紫外線や汗、皮脂などによってダメージを受けやすいもの。とくに夏~秋の季節は髪が痛みやすくなりますが、冬は冬で湿度が低く、室内でも暖房による乾燥ダメージが多くなる時期です。
風水では、常に潤いとツヤのある髪を保つことが運気アップにつながるとされます。
今回は、人気ヘアサロンのスタイリスト水越さんが、自宅でダメージを補修して「うるツヤ髪」をつくるために必要な3ステップを教えてくれました! 1ステップずつ、3回連続でお伝えします。
「うるツヤ髪」ってどういう状態?
「うるツヤ髪」とは、髪の水分が十分に保たれていて、表面の一番外側にある髪の組織(キューティクル)が整っている状態をいいます。髪の表面の1番外側のキューティクルがキレイに整うと、光を均一に反射していわゆる「天使の輪」ができ、ツヤツヤに見えるのです。
大切なのは「シャンプー後」
通常、キューティクルは屋根瓦のようになっていて、濡れると開き、乾くと閉じます。そのため、キューティクルを整えるには、髪が濡れているときから乾かすまでにケアをしてあげることが大事。シャンプー後、髪を乾かす普段のお手入れをちょっと工夫するだけで、かんたんに「うるツヤ髪」が出来上がります!
ドライヤーの高温は髪が痛む原因に
シャンプーが無事に終わり頭皮も髪もスッキリして、さあ、乾かそう!となったとき……そのままドライヤーの高温を髪に当てていませんか?
ドライヤーは結構な高温になります。ちょっと気を抜くと「熱!!」ってなるほどです。キレイに洗った裸の髪に毎日そんな高温の熱を当てるのは、化粧水や保湿クリームをつけていない顔に温風を当てているようなもの。これでは、髪がパサパサになってしまうのも無理はありません。
「うるツヤ髪」をつくる、洗い流さないトリートメントのつけかた
ドライヤーで乾かす前には必ずつけてほしいのですが、できれば以下の3回のタイミングで使うと、トリートメントの効果が十分に期待できるでしょう。
そこで、「うるツヤ髪」をつくる最初のステップとして、ドライヤー後も髪の潤いを保つために、髪を乾かす時は「洗い流さないトリートメント」で髪を一本一本コーティングしてあげてください。髪の水分や栄養分をしっかり留めてくれるだけでなく、湿気や汗の塩分、太陽の紫外線、摩擦など、数々のダメージから髪を守ってくれます。
①乾かす前、髪全体にしっかりめにつける
②乾かし終わったら、毛先にもう一度つける
③朝、ブラッシングの前に毛先にもう一度つける
次回は、さらに「うるツヤ髪」に近づく「ドライヤーのかけ方」についてお伝えします。プロのヘアケアを試して、美髪を手に入れてくださいね!