毎年10月31日はハロウィンです。日本ではかぼちゃのスイーツが出回ったり、仮装をして街やパーティーに出かけたりと、ここ何年かで市民権を得た新しい行事という印象がありますね。でも実は、海外においては2千年以上もの歴史がある、とても重要な意味を持つ日なのです。
今回はそんなハロウィンの由来と、ハロウィンにするといいこと3つを紹介します。
【開運】ハロウィンとは
ハロウィンは、古代ケルト人が信仰する「ドルイド教」にルーツがある行事です。元来は「秋の収穫祭」というお祝いの日であるとともに、邪霊を払って厄落としをする日でもあります。
これは、言うなれば日本の「お盆」のようなもの。この日は霊界とこの世を隔てている門が開き、そこから先祖の魂が家族のところにやってくるという言い伝えがあるのです。
ただ、その時に先祖だけでなく、子どもをさらったり農作物を荒らしたりする悪い霊も一緒に来てしまうので、邪霊を怖がらせて追い払うために仮面をつけたり、魔女やお化け、ゾンビなどの仮装をしたりするのだそう。
ちなみに、子どもたちが「トリック・オア・トリート!」を言いながら近所の家を回ってお菓子を集める風習は、アメリカでは以前からあったものの、定着したのは1950年代になってからとのことです。
【開運】ハロウィンにするといいこと3つ
開運行動その1.かぼちゃを食べる
先にもお伝えしましたが、ハロウィンは秋の収穫を祝うお祭りです。「今年もたくさんの実りをありがとうございました」という感謝とともに、「来年も豊かに暮らせますように」という祈りが込められています。
また、風水では「旬のものを食べると運気が上がる」といわれています。かぼちゃの旬は秋ですし、丸くて濃い黄色をしているため、金運アップに良い食材でもあるのです。
ハロウィンの象徴であり、金運アップ効果もある旬のかぼちゃを食べることで、日々充実した豊かな生活を送ることができるでしょう。
開運行動その2.ハロウィンの仮装や飾りつけをする
もともとの意味の通り、ハロウィンは厄落としをするのにピッタリの日です。なぜならケルトの人々に限らず、昔の人々はさまざまな仮装をして悪い存在から自分の身を守っていたから。魔女やお化け、モンスターなどの格好をして、仲間だと思わせるといいでしょう。
また魔除けとして、カボチャをくり抜いた中に灯りをともした「ジャック・オー・ランタン」やお化け、蜘蛛などのオブジェを置いたり、飾りつけをしたりするのもオススメです。
開運行動その3.電気を付け直す
古代ケルトでは「ハロウィンの日が終わって日付が変わる時、運気も入れ替わる」と信じられていたため、11月1日を新年としていました。ハロウィンの夜、家の中にある火をすべて消して暗くし、再度火をつけることで新しいエネルギーを呼び込んでいたのです。
現代では火の代わりに電気を使っていますから、この日はいったん家の灯りを消して、改めて付け直してみてください。運気が刷新され、これまでの厄を払うことができるでしょう。パソコンや携帯、スマホなどの電源を落として、再度入れ直すのも◎。