開運】7月の旬食材
「旬(しゅん)」とは
四季がはっきりと分かれている日本には、食べ物に「旬(しゅん)」があります。旬はその食材によって異なりますが、自然の中で野菜や果物などの作物を収穫したり、魚がたくさんとれたりする時期です。収穫量が多いので通常と比べて安価になりますし、栄養価の高い美味しいものが手に入りやすくなります。
旬の食材にはその季節に身体が必要とする成分を満たしているものが多く、食べることで健康の維持にも役立ちます。日本人が昔から旬のものを食べる習慣を大事にしてきたのは「安い、美味しい、健康にいい」ということが大きいでしょう。
なぜ「旬」のものを食べると開運できるの?
風水では、運は「変化により生まれるもの」とされます。同じように、毎日の食事に旬を取り入れて変化を与えることで、豊かさや楽しみという「ゆとり」が生じ、運気が上がっていくのです。そのため、毎日同じものばかり食べるのは風水的にはNGとなります。
また、旬の時期は食材がいちばんいい状態で収穫されるので、栄養価とともに食材のエネルギーも最高になっています。その食材の栄養と運気の両方を、ほぼマックスの状態で取り入れることができるのです。
7月に食べたい! オススメ旬食材は「トマト」
トマトってどんな食材?
トマトは、アンデスが原産で、メキシコで食用として栽培され、広まっていきました。その後16世紀に、スペイン人によってヨーロッパに伝わり、現代に至っています。
本来の旬は、6月から9月。ハウス栽培ものは、旬と関係なく食べることができます。「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるように、完熟時の栄養価は折り紙つき。一年中買い求めることができるトマトですが、トマトのパワーが一番高まるのは、枝で真っ赤に熟したときです。
トマトには、老化や生活習慣病の改善に効くリコピンが豊富に含まれており、その抗酸化作用はビタミンEの100倍とも。また、活性酸素をとりのぞいてくれるので、美白効果も期待できます。
このリコピンは、生トマトよりも加工したトマトの方が、体内に吸収されやすいので、オリーブオイルで炒めたり、焼いたりして食べるのがおすすめです。
トマトで開運1.媚薬や催淫の効果が!?
トマトがヨーロッパに伝わった当初、赤すぎる色と強い香りのため、媚薬効果があるとされました。同じく媚薬効果があるとされたリンゴと同じ「赤」だということで、「愛のリンゴ」と呼ばれたとか。
さらに、魔女狩りのご時世だったこともあり、催淫効果があるという認識にもなりました。
しかし、よく熟れたトマトの赤色は、眠っていた愛情を呼び起こす色。催淫とまではいかなくても、媚薬の効果はあるのです。
トマトで開運2.気の循環が良い食材
トマトの実は、最初は青みがかった緑色で、熟れるにつれ、青緑→緑→黄色→オレンジ→赤と、じょじょに色づいていきます。
トマトは、五行でいう木行(青と緑)・土行(黄色)・火行(オレンジと赤)を含んでいるのです。気の循環が良く、とても縁起の良い食材といえます。
トマトで開運3.前向きになりやる気がアップ
赤い色で「陽」の気が強いトマトは、前向きなパワーとエネルギーを与えてくれます。悪い状況から抜け出したい時にトマトを食べれば、不安が吹き飛び、やる気がみなぎってくるでしょう。