――運気アップの方法はいろいろありますが、「旬のものを食べる」というのも効果的な開運行動のひとつ。その時にしか出回らない食材を食卓に取り入れることで、季節に合った必要なパワーが満たされ、いい運気が回りやすくなります。オススメの旬食材を日々のメニューの参考にして、どんどん運気を上げてくださいね!
「旬(しゅん)」とは
四季がはっきりと分かれている日本には、食べ物に「旬(しゅん)」があります。旬はその食材によって異なりますが、自然の中で野菜や果物などの作物を収穫したり、魚がたくさんとれたりする時期です。収穫量が多いので通常と比べて安価になりますし、栄養価の高い美味しいものが手に入りやすくなります。
旬の食材にはその季節に身体が必要とする成分を満たしているものが多く、食べることで健康の維持にも役立ちます。日本人が昔から旬のものを食べる習慣を大事にしてきたのは「安い、美味しい、健康にいい」ということが大きいでしょう。
なぜ「旬」のものを食べると開運できるの?
風水では、運は「変化により生まれるもの」とされます。同じように、毎日の食事に旬を取り入れて変化を与えることで、豊かさや楽しみという「ゆとり」が生じ、運気が上がっていくのです。そのため、毎日同じものばかり食べるのは風水的にはNGとなります。
また、旬の時期は食材がいちばんいい状態で収穫されるので、栄養価とともに食材のエネルギーも最高になっています。その食材の栄養と運気の両方を、ほぼマックスの状態で取り入れることができるのです。
【開運】8月に食べたい! オススメ旬食材3つ
開運食材その1.ナス
夏野菜の代表ともいえるナスですが、実は旬が長く、初夏から秋にかけて出回ります。ただし出荷は8月頃がピークのため、夏のナスのほうが比較的安価で手に入りやすいはず。風水では、黒い色の食べ物はスタミナが増すと言われています。ピリ辛の麻婆ナスなどにすれば、夏の暑い時期にぴったりの料理となるでしょう。
開運食材その2.青とうがらし
7~9月頃に旬を迎える青とうがらし。とうがらしを熟す前に収穫したものを「青とうがらし」、完熟したものを「赤とうがらし」といいます。青とうがらしのほうが辛味は弱いですが、品種によって異なるようです。また中国では、とうがらしは厄除け・厄落としの効果があるとされる縁起のいい食材。暑い日が続く8月に食べることで食欲増進、夏バテ防止にもなります。
開運食材その3.梨
シャリシャリした独特の食感が美味しい梨。代表的な品種である幸水(こうすい)は甘みが強く、7~9月頃に出荷と旬を迎えます。果実は水分たっぷり、食物繊維が豊富でヘルシーです。また黄金色で丸い形をした梨は、金運を上げるフルーツと言われています。邪気を払うとともに身体の中の悪い気を浄化してくれるため、ストレス解消にも効果があるでしょう。
※その他の8月の旬食材
【野菜】セロリ、トマト、ピーマン、あしたば、いんげん、みょうが など
【果物】桃、スイカ、メロン、すもも、オレンジ、いちじく など
【魚介】えぼだい、いわし、かんぱち、たちうお、岩がき、うに など